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本『ON READING 読む時間』
本『ON READING 読む時間』
/ Andre Kertrsz アンドレ・ケルテス
![](https://assets.st-note.com/img/1683558171899-vUKXMIXQuP.png?width=800)
本を読む人の白黒写真集。
カフェで、
路上で、
書斎で、
楽屋で、
公園で、
窓際で、
屋上で、
子どもが、
大人が、
老人が、
本を読んでいる。
色もない、
動きもない、
二次元の世界、
にもかかわらず、
そこに生きる人たちは、
おかしくて、
愛しくて、
美しい。
写真家・アンドレケルテスさんの世界観。
![](https://assets.st-note.com/img/1683557989873-SmvzSWRRBT.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1683558009868-jIASSuezVD.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1683558024337-yBIFeS5n9m.png?width=800)
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昔、タイトルに惹かれて立ち読みした写真集。
5年ぶりに別の本屋さんで再び手に取り、
「あ、これ、見たことあるぞ」と立ち読み2回目。
昨年、友だちのカフェに贈る本を探していて
「あれ、また出会ったな」と3回目にしてようやくゲット。
白黒写真のおもしろさに触れた1冊。
本好きな人におすすめの写真集です。
瞬間の中に永遠を切り取る巨匠の目
20世紀で最も重要な写真家の一人として知られるアンドレ・ケルテス。
彼は何かに心を奪われ夢中になっている人々の姿をとらえることに関心をもっていたが、本書は、1915年から1970年まで世界のあちこちで彼が撮影した「読む」ことに心を奪われた人々の姿を集めたものである。
きわめて個人的でありながら同時に普遍的でもある瞬間をとらえたこの写真集は、「読む」という孤独な行為のもつ力と喜びを見事に表現している。
谷川俊太郎氏による「読むこと」という書き下ろしの詩を巻頭に。
大切な人へのプレゼントとしてお薦めしたい一冊。
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