ミスチルのフェイクという曲が意図するもの
2007年に発表されたこの曲。
先日のMステでも発表された。
僕はミスチルの長年のファン。
ただメロディが好きとかではなく、ずっとその歌詞に、桜井さんの発するメッセージに魅了されてきた。
苦しい時は励まされたり、
有頂天になった時には戒めの言葉を貰えたり。
我に返る言葉だったり。
そんな桜井さんがゴールデンの番組で、わざわざ割とマイナーでメッセージ性の強いこの曲を持ってきたのには、烏滸がましいのだけど、何かを伝えたいのだと。
当時20代だった自分としては、この歌詞がどういう意味なのかよく分からなかった。
でも今の世に強い疑念を抱く自分としては、そんなことを感じずにはいられないのです。
歌詞の一部を抜粋。
飛び込んでくる音
目に入る映像
しばらく遮断して
心澄まして
何が見えますか?
誰の声が聞こえますか?
中略
大切に抱きしめてた宝物が
ある日急に偽物と明かされても
世界中に刷り込まれている嘘を信じていく
全てはフェイク
それすら…
自立して以降、社会の常識や当たり前と言われていることに対して疑いの眼差しでこの世を見てきた。
でもその一方で、生きづらいのは自分のせいだと。
自分が変わり者だからなんじゃないかと思っていた。
自己嫌悪にもなった。
でも今の現状を目の当たりにして、
世を疑ってきて、それは間違いではなかったのかも知れないと。
ある程度動物として正常な判断が出来ていたのだと、
今なら確信を持てるのかなって思います。
世に周知されてる当たり前を疑う…
この言葉に共感し得る仲間と、大切な時間を共有していたいと、そんなことを思っています。
Mr,children 「フェイク」
2022.4.7 facebook 投稿記事より転載
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