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政治講座ⅴ575「中国に負けるな宇宙開発」

経済的な破綻(不動産バブル崩壊・金融破綻の状態・鉄道事業の巨額の赤字・一帯一路への過剰投資)が囁かれる中国によって、費用対効果は望めるであろうか。
人民が餓死者が存在する北朝鮮のミサイル開発とミサイル発射と同じである。国民、人民の幸福のことはこれぽっちも考えていない。旧ソ連が宇宙開発に国家予算を浪費して、ソ連の経済破綻を招いた教訓はどこに行ったのであろうか。老婆心ながら、中国の将来を案じるのである。

          皇紀2682年11月9日
          さいたま市桜区
          政治研究者 田村 司


国産H3開発「最大の山場」、エンジン燃焼試験を実施…「成功なら完成まであと一歩」

読売新聞 2022/11/07 20:19


© 読売新聞 「H3」1号機のエンジン燃焼試験。白い煙が勢いよく噴き出した
(7日午後4時30分、鹿児島県の種子島宇宙センターで)=中島一尊撮影


 宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))は7日、国産の次期主力ロケット「H3」1号機のエンジン燃焼試験を鹿児島県の種子島宇宙センターで実施した。試験は、今年度内の初打ち上げを目指すH3開発の「最大の山場」で、無事終了した。JAXAは今後約2週間かけてデータを詳しく解析し、成否を判断する。

 試験では、1号機を発射台の上に固定し、第1段エンジン2基を25秒ほど燃焼。轟音(ごうおん)と共に機体の底部から大量の白い煙が海側に噴き出した。試験後、JAXAの岡田匡史(まさし)・プロジェクトマネージャは「成功すればH3完成まであと一歩だ」と話した。

 H3は主力ロケット「H2A」の後継機で、1号機は全長57メートル、直径5・2メートル。これまでエンジンにひびが見つかるなどし、当初2020年度中としていた打ち上げを2度延期した。

追記】中国大型ロケット「長征5号B」コアステージは日本時間11月4日夜に再突入

11/4(金) 11:35配信


実験モジュール「夢天」を搭載して打ち上げられた「長征5号B遥4」ロケット

中国は2022年10月31日に独自の宇宙ステーション「天宮」2番目の実験モジュールとなる「夢天」を打ち上げました。 直近のロケット打ち上げ情報 夢天は打ち上げ翌日の11月1日に天宮宇宙ステーションの「天和」コアモジュールへドッキングすることに成功し、11月3日には左舷側ドッキングポートへの移設が行われており、天宮宇宙ステーションは主要なモジュールの組み立てが完了しました。

天宮宇宙ステーションの想像図

この打ち上げに使われた「長征5号B」ロケットのコアステージ(第1段)は夢天の分離後に地球低軌道を周回していましたが、間もなく制御されない状態で大気圏へ再突入する可能性が報じられています。 宇宙物体(人間が宇宙に打ち上げた物体)の再突入予測を行っている米企業のエアロスペース・コーポレーションによると、コアステージの再突入ウィンドウは日本時間2022年11月4日20時20分の前後3時間(11月4日17時20分~23時20分)と予想されています。ウィンドウのちょうど中間のタイミングであれば南太平洋上空で再突入する可能性がありますが、下図の水色と黄色の線で示された場所なら、どこでも再突入する可能性があると同社は注記しています。

長征5号Bコアステージの再突入地点予測(日本時間11月4日4時58分時点)。日本時間2022年11月4日20時20分の再突入予想地点は南太平洋上空で、それよりも早くなった場合は青い線の場所、遅くなった場合は黄色い線の場所のどこかで再突入する可能性

ロケットの一部が大気圏に再突入するのはめずらしいことではありませんが、一般的なロケットで地球を周回する軌道に残されるのはサイズが小さく軽い第2段以降のステージとなります。サイズが大きな第1段やロケットブースターなどは打ち上げの早い段階で切り離されて地上や海上に落下することが多く、事前に落下予測範囲が設定されており、航空機や船舶などに対して事前通告が行われています。また、近年ではスペースXの「ファルコン9」のように第1段を回収・再使用するロケットも登場しています。 いっぽう、長征5号Bは全長約33m・直径5mのコアステージと4本のロケットブースターのみで構成されていて、ペイロード(衛星や宇宙船などの搭載物)はコアステージが軌道に投入します。そのため、ペイロードを分離したコアステージが軌道に残り、やがて大気圏へ再突入することになるのです。過去の長征5号B打ち上げと同様に、今回もコアステージは制御されない状態で再突入するとみられています。 エアロスペース・コーポレーションによれば、長征5号Bのコアステージが再突入する場合、地上や海上には5~9tの燃え残った部分が落下する可能性があるといいます。

中国が極秘軍事衛星の打ち上げに失敗、SNS動画で判明

Dave Mosher

  • May. 24, 2019, 03:00 PM 

  • 中国のロケット、長征4号丙。2008年5月27日、山東省北部にある太原衛星発射センターにて。


Shen Hong/Xinhua via AP

  • 中国は5月23日(現地時間)、トップシークレットの軍事衛星の打ち上げを試みた。

  • だが中国のソーシャルメディアに投稿された動画や写真によると、長征4号丙の打ち上げは失敗に終わった。

  • 国営メディアの新華社通信は15時間後に失敗を伝えた。原因はおそらくは最上部の3段目に問題が起きたため。

  • 中国のロケット打ち上げ失敗は2019年に入って2度目。1度目は同国のスタートアップ企業ワンスペースによるもの。

中国は5月23日朝、トップシークレットの軍事衛星の打ち上げたが、大量の残骸をばらまく結果となった。

長征4号丙(Long March 4C)ロケットと衛星の損失は、3月の航空宇宙スタートアップ企業ワンスペース(OneSpace)による中国初の商業打ち上げの失敗に続いて、2019年に入って2度目。

中国は打ち上げに先立ち、空域閉鎖や安全対策に関する通知を行った。だが、周知のことだが、ミッションを公式には発表しなかった。

ロケットは現地時間5月23日朝6時49分頃、山東省北部にある太原衛星発射センターから打ち上げられた。だが数分後に、中国のソーシャルメディアサイトに投稿された動画や写真によると、ロケットは急激に予想外の方向に向きを変えた。

2019年5月23日、中国のソーシャルメディアサイトに投稿された動画より。

Weibo; Business Insider

そしてジグザグの白煙が空に現れ、その後、微博(Weibo)に投稿された動画を見ると ── 拡大版を下に掲載 ── 小さな白い点が急速に落下する様子が映っている。

「中国のソーシャルメディアに投稿された動画と画像などのおかげで、この打ち上げを追跡し、断片情報をまとめることができた」とスペースニュース(SpaceNews)の寄稿者、アンドリュー・ジョーンズ(Andrew Jones)氏は23日、ツイートした

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新華社通信は打ち上げの約15時間後に失敗を伝えた。ウェブサイトへの投稿で新華社通信はロケットの1段目と2段目は順調に作動したが、衛星を軌道に送る最上部の3段目で問題が発生したと記した。

via Gfycat

またロケットの残骸が地上に落下する様子が観測されたと伝えた。

23日朝、ツイッターに投稿された未確認の写真には、炭素繊維複合材の破片金属製パネルなど、ロケットの残骸と思われるものが写っていた。ソーシャルメディアへの投稿によると、打ち上げ失敗の直後に発射センターから離れた町や村に落ちてきた。

中国の長征4号丙は、中国の衛星や探査機などの打ち上げに約20回、成功している。スペースフライト・ナウ(Spaceflight Now)によると、直近の、そして今回以外で唯一の失敗は2016年8月。

今回の打ち上げは、遥感33号( Yaogan-33)を軌道に送るためのものだった。遥感衛星について、新華社通信などはしばしば資源調査と農作物の収量調査が目的と記述している。だが西側諸国の見方は異なる。

「外部のアナリストは、軍事偵察目的の光学・合成開口レーダー衛星と理解している」とジョーンズはスペースニュースに記した

現地レポ「日本の衛星」打上げ成功させた仏アリアン社のすごさ。スペースX、ロシアと戦う宇宙企業

[原文:Video shows a top-secret Chinese space mission failing in mid-flight — China's second rocket loss of the year

(翻訳、編集:増田隆幸)

衛星が破壊されても、代替衛星を24時間以内に軌道投入–米宇宙軍が迅速打ち上げ実施へ

UchuBiz 2022/11/08 18:04



米宇宙軍は24時間以内にペイロードを軌道へと投入する戦術宇宙対応ミッション「Victus Nox」における、タイムラインに言及した。

Victus Noxではすでに小型ロケットベンチャーのFirefly Aerospaceと、小型衛星や宇宙船を製造するMillennium Space Systemsが選定されている。これは、米軍の衛星が攻撃により撃墜された場合を想定してのものだ。同ミッションの実証実験「TacRS-3」は2023年を予定している。

Victus Nox計画を監督するMacKenzie Birchenough(マッケンジー・バーチェノフ)中佐によれば、Millennium Space SystemsはVictus Noxミッションのためにセンサーを搭載した小型衛星バスを来年の4月下旬に納入する予定だ。

衛星バスが納入されると、計画は6ヶ月かそれ以上の待機期間に移行する。これは実際の打ち上げミッションにおける「待機期間中に指令があると、60時間の起動時間に衛星が発射場へと運ばれ、ロケットに統合される」のを模したものだ。

米宇宙軍でVictus Nox計画にかかわるJason Altenhofen(ジェイソン・アルテンホーフェン)氏は、「Victus Noxの実験は衛星とロケットの打ち上げスケジュールを調整するための、より効率的なプロセスを把握するのに役立つ」と述べている。

© UchuBiz (出典:Firefly Aerospace)

参考文献・参考資料

国産H3開発「最大の山場」、エンジン燃焼試験を実施…「成功なら完成まであと一歩」 (msn.com)

督戦隊 - Wikipedia

【追記】中国大型ロケット「長征5号B」コアステージは日本時間11月4日夜に再突入(sorae 宇宙へのポータルサイト) - Yahoo!ニュース

中国が極秘軍事衛星の打ち上げに失敗、SNS動画で判明 | Business Insider Japan

衛星が破壊されても、代替衛星を24時間以内に軌道投入–米宇宙軍が迅速打ち上げ実施へ (msn.com)

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