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政治講座ⅴ490「プーチン失脚するとロシア連邦の瓦解。カフカス連邦設立」

プーチン氏の失脚によりロシア連邦は瓦解して分割されるという。

政治講座v212「二度と他国を侵略できないようにロシア連邦は再分割されるだろう。ロシア連邦とウクライナに依存体質の韓国企業に危機。」|tsukasa_tamura|note

政治講座v212-2「二度と他国を侵略できないようにロシア連邦は再分割されるだろう。」|tsukasa_tamura|note

       皇紀2682年10月26日
       さいたま市桜区
       政治研究者 田村 司

〈ロシアの苦境〉核使用を要求するカディロフ首長はプーチン退陣ならロシア連邦を崩壊させる男

名越 健郎 2022/10/24 13:45

 今年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻。開戦当初は、ロシアが短期間に勝利すると見られていたが、ウクライナは首都キーウを防衛し、ロシアは東部など一部地域の占領にとどまった。そして、9月にはウクライナが反攻に転じ、東部地域の奪還に成功。一方、ロシアは戦死者が相次ぎ、国民への“動員令”が発令されるなど、苦境を隠し切れなくなってきた。ロシア・ウクライナで今、何が起きているのか。「 週刊文春 」の記事を公開する。(初出:「週刊文春」 2022年10月27日 年齢・肩書き等は公開時のまま)

◆◆◆

「国境付近に戒厳令を敷き、小型核兵器を使用すべきだ」

 10月1日にウクライナとの戦争での核兵器使用を訴えたのは、ロシア連邦を構成するチェチェン共和国の独裁者、ラムザン・カディロフ首長(46)。カディロフは、10月5日には、プーチン大統領から上級大将の称号を授与され、ロシア軍で3番目に高い位となった。

 約3万人の私兵(カディロフツィ)は、ウクライナとの戦争がはじまるとゼレンスキー大統領殺害計画、ザポロジエ原発攻撃や「21世紀のスターリングラード戦」といわれたマリウポリ攻防戦など重要局面に参加し、首都キーウ近郊ブチャの虐殺事件にも関与したとされる。

 彼自身はプーチン政権内強硬派で通称「戦争党」の一員だ
戦争党」は、囚人部隊を編成中の民間軍事会社ワグネルのプリゴジン社長、メドベージェフ前大統領ら、プーチンに国民の動員令やウクライナ東・南部四州併合を働き掛けるなどした好戦的なグループを指す。カディロフも、ロシア軍の相次ぐ撤退にショイグ国防相を「弱腰」と批判する。14〜16歳の息子3人を前線に送るとも表明した。

「プーチン大統領は『戦争党』のゾロトフ国家親衛隊長官をショイグ国防相の後任に起用し、カディロフを親衛隊長官に抜擢する見通しだ」と独立系メディアが報じるほど、影響力は増している。国家親衛隊とは6年前、内務省軍などを再編した約30万人の大統領直属部隊だ。

プーチンはカディロフなしでは戦争ができない

 プーチンと近くなったのは04年、チェチェンの大統領だった父の暗殺事件後。プーチンの後押しで、世襲に成功したからだ。誘拐や拷問、略奪を行う「恐怖政治」を敷いたため、今年2月、市民15万人が首長解任をプーチン大統領に求める嘆願書に署名したが、ウクライナ侵攻でうやむやになった。


© 文春オンライン プーチン大統領


 ゲンナジー・グドコフ元露下院議員は、「反政府女性記者アンナ・ポリトコフスカヤ、野党指導者ボリス・ネムツォフ元副首相の暗殺は、カディロフの私兵が実行した可能性が高い。ただ、ロシアの治安機関は暴走するカディロフを憎んでいる」と指摘している。カディロフはプーチンの「暴力装置」となったのだ。士気の高いカディロフの軍に頼るプーチンはもはや、彼抜きに戦争継続ができない。

 仮にプーチンが退陣すれば、誰も彼をコントロールできなくなる「カディロフは近隣イスラム系の共和国を束ねて独立国家『カフカス連邦』を設立し、ロシア連邦は瓦解する」(ロシア人記者)との予測もあり、言動は今後も注目される。

〈ロシアの苦境〉「動員は失敗する」徴兵逃れで指詰め、飛び降り、乱闘…プーチンの戦争の断末魔 へ続く

(名越 健郎/週刊文春 2022年10月27日号)


参考文献・参考資料

〈ロシアの苦境〉核使用を要求するカディロフ首長はプーチン退陣ならロシア連邦を崩壊させる男 (msn.com)

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