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政治講座ⅴ491「恒例の韓国の報復捜査が始まった。朝鮮半島で緊張激化」

韓国では歴代の大統領またはその親族が刑務所行きとなっている。近代法治国家に程遠い事後法(韓国憲法には事後法禁止規定がある)で簡単に犯罪者にできる国家である。憲法違反の事後法(遡及法)法律をつくり、罰している。ただ憎いだけで罰するなどの事をする。司法・裁判所も国民の情緒を重んじて明文化されていない事で罰する。だから、いつでも、どこでも、簡単に、権力者の思い通りに、気に入らない人物を犯罪者にできる。李氏朝鮮時代に戻ったような判決をする。だから、大統領を辞任して権力の座から降りると裁きの場面が待っているのである。

        皇紀2682年10月26日
        さいたま市桜区
        政治研究者 田村 司

党本部捜索に言葉を詰まらせる李代表

2022/10/24 14:24

韓国の検察が最大野党「共に民主党」本部にあるシンクタンク、民主研究院の家宅捜索に入ったことに対し、李在明(イ・ジェミョン)同党代表が党本部前で「民主主義の歴史になかった残酷なことが起きた」と批判した。
発言の途中で感情が高ぶって言葉を詰まらせ、天を仰ぐ場面もあった。
ソウル中央地検は24日午前、ソウル郊外の城南市大庄洞の都市開発疑惑を巡り、民主研究院の家宅捜索に入った。
検察は19日に李代表の最側近とされる金湧(キム・ヨン)民主研究院副院長を政治資金法違反の疑いで拘束。
同日に民主研究院の捜索を試みたが、共に民主党の抵抗で断念していた=24日、ソウル(聯合ニュース)


朝鮮半島で緊張激化 南北で互いに警告射撃

テレ朝news 2022/10/24 09:36

 北朝鮮メディアは未明に朝鮮人民軍が韓国軍へ警告射撃を行ったと報じました。一方の韓国側は、北朝鮮側が先に軍事境界線を越えたとしています。

 24日付の朝鮮中央通信は午前3時50分ごろ、白ニョン(ペンニョン)島の北西20キロの海域で韓国軍が軍事境界線を5キロほど侵犯したため、朝鮮人民軍が午前5時15分に10発の警告射撃を行ったと発表したと報じました。
一方、韓国メディアは韓国軍の発表として午前3時42分ごろ、同島北西で北朝鮮の商船が先に軍事境界線を越えたため警告射撃を行ったと報じていて、双方の主張が食い違っています。 朝鮮半島では最近、南北で非難の応酬が続き緊張感が高まっています。

<W解説>韓国検察が前政権時代の事件の捜査を加速=野党は「政治報復だ」と反発

韓国の検察は22日、ムン・ジェイン(文在寅)前政権下で起きた韓国人の公務員が北朝鮮に射殺された事件に絡み、当時の国防部(部は省に相当)長官だったソ・ウク(徐旭)氏と、海洋警察庁長だったキム・ホンヒ(金洪熙)氏を職権乱用や虚偽公文書作成などの疑いで逮捕した。文前政権は南北融和を進めていたことから、検察は徐氏と大統領府の国家安全保障室が当時共謀し、北朝鮮に配慮し、事件の矮小(わいしょう)化を図った疑いがあるとみて調べている。ユン・ソギョル(尹錫悦)政権発足後、文前政権の高官が逮捕されるのは初めて。韓国紙のハンギョレ新聞は、「検察は文政権の中心的な安全保障関係者への捜査を本格化させるものとみられる」と伝えている。

2020年9月、黄海上で、漁業指導船に乗り込んでいた海洋水産部の男性公務員が行方不明となった。その後、北朝鮮側の海域を漂流しているところを北朝鮮軍に発見されるも、北朝鮮軍は男性を射殺し、遺体を焼却した。

しかし、この事件に対する北朝鮮側の対応は早く、韓国が事実関係を公表した翌日の9月25日、朝鮮労働党統一戦線部名義で殺害を認める通知文を韓国側に送付。通知文には「予想外の恥ずべきことがわれわれの海域で起きたことについて、南側(韓国)に申し訳ない気持ちを伝える。わが指導部は、こうした遺憾な事件によって、これまで積み上げてきた北南間の信頼と尊重の関係が崩れることのないよう、必要な安全対策を講じる」と謝罪の言葉が記されていた。また、「われわれの海域で予想外の恥ずべきことが起き、ムン・ジェイン(文在寅)大統領と南の同胞を大きく失望させたことに対し、非常に申し訳なく思う」とするキム・ジョンウン(金正恩)総書記の言葉も含まれていた。

事件を受けて、韓国海洋警察は当時、男性が3億ウォン(現在のレートで約3080万円)を超える借金を抱えていたことにより、「現実逃避の目的で自ら越北した」とする見解を発表した。これには「韓国政府が対北関係への悪影響を考慮して真実を隠ぺいしているのではないか」との見方も出ていた。

政権が変わり、海洋警察は今年6月、「殺害された公務員が越北したとみられる証拠は発見できなかった」とし、文前政権時に下した見解を覆した。国防省も「これまで、殺害された公務員が越北した可能性があるとの推測に基づいた情報を発表し、国民に大きな混乱をもたらした。内容をもう一度検討・分析した結果、亡くなった公務員の越北を立証できなかった」と説明した。

韓国の検察は、男性が自ら北朝鮮に渡ったとする政府の判断と食い違う内容の情報などを収めた軍事機密を、当時、国防部長官だった徐氏が情報処理システムから削除したり、軍合同参謀本部の報告書に虚偽の内容を記載するよう指示していた疑いが強まったなどとして、22日、徐氏を職権乱用などの疑いで逮捕した。また、事件の経緯を捜査した、当時の海洋警察庁のトップ、金氏も逮捕した。2人はいずれも容疑を否認している。

当時、北朝鮮との関係悪化を懸念した文前政権が組織的な隠ぺいを図った可能性があり、聯合ニュースは「2人の逮捕により、同事件に関連した前政権の安保担当高官らに対する捜査にも弾みがつきそうだ」と伝えている。今後当時の大統領府のソ・フン(徐薫)国家安保室長や、パク・チウォン(朴智元)国家情報院長にも捜査が及ぶ可能性があり、ハンギョレ新聞は「文前大統領の捜査に乗り出す可能性も排除できない」と報じた。

検察は、文政権時代に起きた政治がらみの事件をめぐり、捜査を加速化させている。徐氏と金氏が逮捕された22日、韓国の検察は、今年3月の大統領選挙で尹大統領に僅差で敗れた最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表の最側近を逮捕した。逮捕された「共に民主党」系のシンクタンクの副院長を務めるキム・ヨン(金湧)容疑者は、李代表がソウル近郊のソンナム(城南)市長だった当時、都市開発に関わった民間業者から昨年8億6000万円(約8800万円)の違法な支持資金を受け取ったとして、政治資金法違反の疑いが持たれている。

野党は一連の検察による捜査について「政治報復だ」と批判を強めている。また、ソウル市民からも「過去への回帰という感じがぬぐえない」との声も出ている。それぞれの事件について、今後の捜査の行方が注目される。
2022/10/24 10:47配信 Copyrights(C)wowkorea.jp 5最終更新:2022/10/24 11:


韓国 前国防相を逮捕 乗組員が北朝鮮軍に射殺された事件めぐり

2022年10月22日 16時14分

韓国の検察は、おととし韓国の漁業指導船の乗組員が北朝鮮軍に射殺された事件をめぐって、当時のムン・ジェイン(文在寅)政権の国防相らが機密文書の隠蔽を指示していたなどとして、職権乱用などの疑いで逮捕しました。韓国メディアは、当時の政権のほかの幹部にも捜査が及ぶという見通しを伝えています。

この事件は、おととし9月、朝鮮半島西側の黄海で、韓国海洋水産省に所属する漁業指導船の乗組員が北朝鮮軍に射殺されたものです。

韓国の海洋警察は、当初、この乗組員はみずからの意思で北朝鮮側に渡ろうとしたと説明していましたが、ことし6月の記者会見では、その根拠が見つからなかったと発表していました。

韓国の検察は、当時のムン・ジェイン政権の対応について捜査した結果、ソ・ウク(徐旭)国防相が乗組員に関する軍の情報を軍事機密のシステムから削除してうその情報を記載するよう指示していた疑いが強まったなどとして22日、ソ前国防相を職権乱用などの疑いで逮捕しました。

また、海洋警察の当時のトップも合わせて逮捕しました。

北朝鮮との関係悪化を懸念したムン前政権が組織的な隠蔽を図ったのではないかという批判が出ていて、韓国メディアは、当時の大統領府のソ・フン(徐薫)国家安保室長やパク・チウォン(朴智元)国家情報院長にも捜査が及ぶという見通しを伝えています。

最大野党代表の最側近とされる男も逮捕

韓国の検察は22日、ことし3月の大統領選挙でユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に僅差で敗れた最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)代表の最側近とされる男を、政治資金法違反の疑いで逮捕しました。

韓国メディアによりますと、逮捕されたのは「共に民主党」系のシンクタンクの副院長を務めるキム・ヨン(金湧)容疑者です。

キム副院長は、イ代表がソウル近郊の自治体の市長だったときの都市開発に関わった民間業者から去年、およそ8億5000万ウォン、日本円でおよそ8800万円の違法な政治資金を受け取ったとして、政治資金法違反の疑いが持たれています。

当時は大統領選挙の候補を党内で選ぶ予備選挙に向けた時期で、キム副院長はイ代表陣営の幹部だったということで、検察は、受け取った金が選挙資金に使われたとみて調べを進めています。

さらに、韓国メディアは、イ代表本人の関与についても検察が捜査する方針だと伝えていますが、イ代表はこれまで「違法な資金はおろか、あめ1個受け取ったこともない」などと疑惑を真っ向から否定し、対決姿勢を鮮明にしています。


韓国検察と全面戦争、疑惑まみれの最大野党の党首「李在明」が絶体絶命

片手に余る疑惑の数々、停滞していた捜査がここにきて急転回

2022.10.24(月)李 正宣

 本格的な大統領選挙レースが始まると、李氏に対する疑惑はさらに増えていった。
李氏の夫人に関して、京畿道公務員を私的な雑務に使ったことや、京畿道法人カードを私的に使った事実などが暴露され、李氏の長男に関しては不法賭博および性売買疑惑なども明るみに出た。また、李氏本人についても「大庄洞事業」と酷似した城南市の新都市2カ所の開発疑惑が新たに出てきて、李在明氏は多くの疑惑に包まれたまま大統領選挙に臨むことになった。

 これらの疑惑に足を引っ張られたせいもあってか、0.7%という僅差まで迫りつつも、李在明氏は大統領選挙で尹錫悦現大統領に敗北した。同時に、権力の座に着けなかった李氏に対する捜査が一気に進むのではないかと見られていた。ところが、李氏は自分を検察捜査の「槍」から守る2つの「鎧」を瞬く間に用意したのだった。
 ひとつは、5月の地方選挙で仁川市桂陽区(インチョンシ・ケヤング)議員だった宋永吉(ソン・ヨンギル)前代表をソウル市長選挙に出馬させ、自分は空席になった仁川市選出の国会議員になることだった。仁川市桂陽区は選挙が始まった以来、保守候補が一度も勝ったことのない民主党支持率が最も強いところの一つ。選挙に出馬した李氏は予想以上の苦戦を強いられるが、なんとか国会議員の座をつかみ取った。

 韓国は、「現行犯を除き、国会議員を会期中に逮捕するためには国会の同意が必要」という国会法がある。李氏は検察捜査からわが身を防御するために国会議員となり、国会多数党である共に民主党の同僚から支援を受けようと考えたのだろう。

李氏が用意したもうひとつの鎧は党代表職だ。すでに共に民主党の主流派となっていた李在明系の議員と「ケタル」と呼ばれる強烈な支持者の支援で、李氏は党代表に無難に当選し、自分の派閥の議員で党の要職を独占、検察捜査に備えるスクラムを組んだ。李氏個人の不正疑惑に対する検察捜査に対し「野党弾圧」というフレームで対抗し、国会第1党として国会内で強力抵抗するという思惑だった。

捜査への備えをしたにもかかわらず検察は在宅起訴

 しかし、このような努力にもかかわらず、政権が変わると、李氏は一気に危機に追い込まれた。尹錫悦(ユン・ソンヨル)大統領は“最側近”の韓東勳(ハン・ドンフン)法務長官を前面に押し出し、共に民主党寄りの検察官を整理するなど検察組職を一新、文在寅政権下で一歩も進まなかった李在明氏関連捜査を本格的に開始したのだ。

 検察はまず、大統領選挙期間当時、大庄洞開発事業の核心人物として捜査線上に名前が上がると自ら命を絶ったキム・ムンギ前城南都市開発公社事業処長を「知らない」と発言した李氏を、「虚偽事実公表」(公職選挙法違反)の容疑で在宅起訴した。この事件は現在裁判が進行中だが、もし公職選挙法違反で100万ウォン以上の罰金刑が確定すれば、李氏は5年間被選挙権が剥奪され国会議員職からも退かなければならない。また、共に民主党は政府から受け取った大統領選挙支援金434億ウォンを返還しなければならない。

 さらに、城南市長在職時期の2016~2018年、李氏は城南FCのオーナーでもあった。この時に李氏は、斗山建設、ネイバー、チャ病院などの企業から城南FCに対する計160億ウォン余りの後援金と引き換えに、これらの企業に対して建築許認可や土地用途変更などの便宜を与えたという疑惑も、政権が変わるや捜査が急進行した。

 50億ウォンを後援した斗山建設はすでに起訴されており、ネイバーとチャ病院に対する捜索も進行中だ。城南市が城南FCを買収した後、サッカークラブに市予算を追加編成すれば政治的反発などを招くことを憂慮した李氏は、各種事業や建築許認可などを受けなければならない懸案を持つ企業らと接触し、城南FC運営資金の後援を受ける方法を模索したものと検察は睨んでいる。

側近の逮捕

 斗山建設に後援を要請した公務員に対する検察の訴状には、李氏と彼の最側近である鄭鎮相(チョン・ジンサン)「共に民主党」代表室政務調整室長が「供賄罪の共犯」として明記されているという。

 城南FC事件で李氏に向けられている疑惑は「第三者供賄」だ。この罪が適用された過去の事例としては、朴槿恵(パク・クネ)元大統領の国政壟断裁判当時、朴前大統領の友人の崔順実(チェ・スンシル)氏の娘のユラ氏に対し、サムスンが訓練用の馬を提供した件に関して、朴元大統領に適用されたことがある。

 さらに検察は、後援を要請した公務員に支給された過度な成果金が、李氏の秘密資金に流れたのではないかという疑いを持って、金の流れに対する捜査も進めている。

 これ以外にも、李在明夫婦の弁護士費用を肩代わりした疑いがある「サンバンウルグループ」に対する捜査が進んでいるが、新たに李氏とサンバンウルグループ間の各種のコネクション疑惑が浮上し、捜査が拡大中だ。

 捜査の過程でサンバンウル経営陣が海外に逃避すると、検察は李氏とサンバンウルとの結節点の役割をしたことが知られた李華泳(イ・ファヨン)前京畿道副知事を逮捕・起訴した。李華永氏はサンバンウルの社外取締役顧問を引き受け、同社の法人カードなど使い、3億2000万ウォン相当の不法な政治資金を授受した疑惑がもたれている。

李華泳氏は、李在明氏が京畿道知事時代に、京畿道平和副知事という肩書きを持って対北朝鮮支援団体「アジア太平洋平和交流協会(亜太協)」と京畿道を結び付けた人物としても知られている。

 李在明氏の京畿道知事時代、亜太協はサンバンウルグループと京畿道の寄付補助金などを元に対北事業を進めていた。そのうち不正に海外に持ち出された数十億ウォン台の資金が北朝鮮に渡ったと検察は見ている。検察が近いうちに李代表と鄭鎮相室長に対して取り調べに乗り出すという観測も出ている。

検察の取り調べに口を開き始めた関係者

 李在明氏が関与したとされる多くの不正疑惑の中で、一番先に捜査が始まった「大庄洞事件」でも最近画期的な進展があった。

 多くの韓国人は、大庄洞事件が城南市長時代の李在明氏が企てた不正事件だと疑っているのだが、検察は大庄洞開発で巨額の利益を得た「火天大有」の関係者から李在明氏側が金を受け取ったという証拠や証言を確保できず、捜査は1年以上李氏周辺の人物を嗅ぎまわるレベルだった。

 ところが最近、当時城南都市開発公社の企画本部長として開発事業を総指揮したユ・ドンギュ氏や、火天大有一味の一人であるナムウク氏が口を開き始めたのだ。彼らは2021年4月から3回にわたって、金湧(キム・ヨン)前京畿道報道官に李氏の大統領選挙準備の名目で約8億ウォンを渡したと供述したのである。金湧氏は李在明氏が「私の分身」と褒め称えた側近の中の側近だ。

ナムウク氏は金を渡した方法や場所などを詳しくメモした証拠を検察に提供している。また城南都市開発公社の元企画本部長ユ・ドンギュ氏はインタビューを通じて、「私は私の罪だけを償いたい。李在明氏の罪は李が償うべきだ」「小さな石を一つ投げただけなのにあんなに大騒ぎだ。本当に大きな石が飛んだらどうするつもりだろうか」などと、さらなる暴露をにおわせる爆弾宣言をした。

 ただ、逮捕された金湧氏は検察の取り調べに対し、容疑を強く否認しているという。

世論を扇動し、国を分断しようとする進歩系勢力

 日々進展する捜査によって絶体絶命の危機に瀕している李在明氏と共に民主党は、国会国政監査をボイコットする強硬闘争を選んだ。「政治弾圧を辞めろ!」というスローガンで国民に訴える一方、尹大統領の夫人の金健希(キム・ゴンヒ)氏の株価操作疑惑や論文盗作疑惑に対する特別検事捜査をするよう主張している。

 共に民主党の動きに呼応して、ソウル市・光化門では左派市民団体による大規模なろうそく集会が再び頭をもたげ始めた。民主労総からは組織員総動員令が下され、制服を着てろうそく集会に参加する高校生には特別奉仕活動と認められるよう推薦するという“エサ”までばらまくなど、参加者の確保に必死になっている。

「進歩系」を自称する政治家や市民団体が、だかが一人の「不正容疑者」を守るために、まさに国全体を修羅場に追い込むという、情けない状況が今の韓国で生じている。

韓国軍 境界線侵犯の北朝鮮商船に警告射撃=北はロケット砲発射

2022/10/24 09:06

【ソウル聯合ニュース】韓国軍合同参謀本部は24日、同日午前3時42分ごろに黄海上の南北軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い白翎島の北西(約27キロ)で北朝鮮の商船1隻がNLLを侵犯し韓国側に入ったため、警告通信と警告射撃を行ったと発表した。商船は北朝鮮側に引き返した。

© 聯合ニュース 提供 24日午前3時42分ごろ、北朝鮮の商船がNLLを侵犯し韓国側に入ったため、韓国軍が警告射撃を行った(コラージュ)=(聯合ニュース)

軍当局は商船がNLLを侵犯した意図や経緯を確認中だ。

一方、北朝鮮は韓国軍の艦艇が黄海の海上軍事境界線を侵犯したと主張し、警告射撃した。

朝鮮人民軍総参謀部は朝鮮中央通信を通じた報道官発表で、同日午前3時50分ごろ、韓国海軍の護衛艦が船舶取り締まりを口実に白翎島の北西20キロの海上で海上軍事境界線を2.5~5キロ侵犯したとして、西部戦線の海岸防衛部隊に監視・対応体制の徹底を指示し、午前5時15分に放射砲弾(ロケット弾)10発を発射して初期対応措置を取ったと主張した。

また、「最近、地上戦線での砲射撃挑発と拡声器による挑発に続き、海上侵犯挑発まで敢行している敵に改めて厳重に警告する」と強調した。

韓国軍当局は、北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射、南北軍事境界線(MDL)近くでの威嚇飛行、南北軍事合意により禁止されている海上緩衝区域内への砲射撃などの挑発に続き、NLL付近で意図的に軍事的緊張を誘発したのは、新たな挑発の口実作りとともに韓国側の準備体制を探ろうとする意図があるのではないかとみている。hjc@yna.co.kr

参考文献・参考資料

党本部捜索に言葉を詰まらせる李代表 (msn.com)

朝鮮半島で緊張激化 南北で互いに警告射撃 (msn.com)

韓国軍 境界線侵犯の北朝鮮商船に警告射撃=北はロケット砲発射 (msn.com)

<W解説>韓国検察が前政権時代の事件の捜査を加速=野党は「政治報復だ」と反発│韓国社会・文化│wowKorea(ワウコリア)

韓国 前国防相を逮捕 乗組員が北朝鮮軍に射殺された事件めぐり | NHK

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