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6月30日の思い出

でことらんどで開催されていました「ガチバトルらんど」本日が最終日でした。
1ヶ月間の開催期間中、ガチバトルらんどにお越しくださいました方々、小説および各種グッズをお買い上げくださいました方々、どうもありがとうございます。

文庫本、アクリルキーホルダー、バッチにボールペン、ステッカー、ボイスドラマCDに加えて、手書きのラブレター(の販売)という謎のラインナップに、「こいつ(ら)は一体何がしたいのだ?」と疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれません。

すべての答えは、「愛」です。
それがなんなのか私には分かりません。

だけれど、たとえば、恋愛の「型」のようなものは、なんとなく把握しているつもりではいます。それに従って、6月のカレンダーに沿うように30枚のラブレターを書きました。
「好き」な人がいて、お互いに気持ちが通じ合えば「交際」をする。「恋愛感情」は明るく発展的なもの。「愛を伝える」のは健全なこと。
そういう認識や感覚は、一体どこからくるものなのでしょうか。

一方で、恋愛の暗い側面も、また。
求められる喜びには、裏切られる不安もついてまわります。自分が認められる可能性を得る代わりに、理解されない苛立ちを覚えることもあります。

それならば、自分で自分を愛せば、「愛」に付随するネガティブな要素はある程度排除することもできるのでは。

裏切られることも見限られることもなく、誰も傷つけることなく、こちらが傷つくこともなく、おだやかに、やすらかに、己の求めるかたちのままの愛情を、自分自身が充分に受け取れる、ウロボロスのような自己愛。
自分で自分に愛情を注ぎ、自分以外に誰も求めていな自分グッズを作り、自己完結し自己愛を満たし自己満足する、それは、裏切りのない愛のかたちと言えるかもしれません。

しかし、いざそれをやってみれば、傍目には滑稽です。

上に述べた愛のかたちは、世の中にあるほんの一例で、当たり前ですがこの世界には人の数だけそのかたちがあると思います。
それをなぞったり、疑問に思ったり、嫌悪したり、感動したりしながら、私にはそのかたちのひとつひとつを知っていきたいという気持ちがあります。
単なる興味本位ではあるのですけれど。

「ガチバトル」という名前のユニット的な活動については、今後もその時やりたいと思ったことをやっていくというスタイルになりますが、小説は継続的に書いていきます。

7月からは、ある程度まとまったかたちの中〜長編を書く予定でいます。

こちらのnoteでの活動含め、またイベントなどへの出展もしていきますので、今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


思い出ガチャの中の今日の思い出

2019年6月30日まで中野
ブロードウェイ4階「でことらんど」にて
ガチバトルらんど開催してました。

【noteで公開中の小説】

しあわせストーカー日記
(最後まで無料で公開しています)

夏で鬱で美少年(試し読み)

短編小説

読んでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。

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