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AWS認定Solution Architect Professionalを取得した

連日同じようなことを(幸運にも)書いてるけど、AWSの上位資格、Solution Architect Professionalにも合格してしまいました。

GCP資格取得で年内は終わりと思いつつ、翌日終了の再受験無料キャンペーンに間に合わせるため、12月14日に午前中は来年2月に失効するSolution Architect Associate(略称SAA)、午後に初挑戦のSolution Architect Professional(略称SAP)とダブル受験。SAAだけ受かって、SAPは今回は模試感覚の様子見、来年2月までの再受験で合格をという目論見でしたが、両方合格してしまいました。

GCPのAssociateProfessional資格の時に書いたこと以外で合格の理由を探るなら、一つには、出題範囲的には差分はDirect Connect(ハイブリッドクラウド)、Organizations、クロスアカウントのIAMといったあたりが多く、実務で多少なり触れていたことが大きかったです。ですがもう一つには、クラウドについてわりと根っこを探るように、時に考古学的に、その時々で自分なりに納得いくところまで考えてきたことは役だったかなと思います。このnoteに書き出したものだと、この辺り。

私も多くの事柄を『ファスト教養』的に身につけてそれでよしとしてきましたが、クラウドコンピューティングやWeb 2.0に関してはずいぶんと興味を持って「掘って」来たと思います。左記の著者の主張では『教養という概念そのものが、「ファスト」な側面があり(略)教養のファスト化そのものが必然的』とのことですが、教養のファスト化と聞いて連想したのは、ジェフ・ベゾスが掲げたKindleのミッション、そこで使われた「インフォメーション・スナッキング」という言葉でした。

「インフォメーション・スナッキング」とベゾスが呼ぶのは、スナックを食べるように短時間でちょこっと情報を入手する行為です。それに対置する概念として「ロングフォーム・リーディング」を提唱し、「キンドル」は、「ロングフォーム・リーディング」のために作られたと述べます。 キンドルは数百ページの書籍をじっくり、考えながら読むのに適したデバイスとして開発・設計されています。

谷 敏行. Amazon Mechanism ― イノベーション量産の方程式 (p.315). 日経BP. Kindle 版.

インフォメーションスナッキング的な「情報の把握」にとどめるのに比べて、ロングフォーム・リーディング的に「情報を掘り下げる」プロセスは、そこまでの理解が役立つ場面がそう多くないとは思います。つまり報われることが少なく、多くの場合コスパとかタイパが悪い「好きな人の楽しみ」。でもそんな風にクラウドコンピューティングを楽しむことが、何かの役に立つことがあったりするんだな、と思ったりしたこの一か月でした。


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