塚本 牧生

クラウドノオト ―― クラウドコンピューティングの話、ときどきソーシャルメディアとno…

塚本 牧生

クラウドノオト ―― クラウドコンピューティングの話、ときどきソーシャルメディアとnoteの話、ところにより四方山話。

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  • よしなしごと

    日常に思う「由無し事」だったり働き方を考える「善しな仕事」だったり、諸々のよしなしごとを綴ります。 (マガジン「雑記帳」より改題)

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    クラウドの音、Cloud Note、Cloudnaut。クラウドコンピューティングと仮想化、周辺技術や文化のnote。 (マガジン「仮想化&クラウドInfo.」から改題)

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最近の記事

人を成長させるのはアウトプット

アジャイル開発とかクラウドコンピューティングとか、新しいコンセプトが世の中を席巻している。知らないでは済まされない。だから学習する。費用負担とかなしの社内研修でも開けば、大入満員だ。でも業務利用はと言うと進まない。こういうの、あるあるだよね。 ペーパードライバーの背伸び進まないどころか、「新規のアジャイル案件があるんだけど」「クラウド案件があるんだけど」と打診すると「いや、まだ実案件はちょっとね」となることもあるらしい。それが研修受講者や資格取得者のいる部署でもだというの

    • 最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法(ジョシュ・カウフマン)

      だいぶ前に『「1万時間」は熱意の秤』というノートを書いた。まず世に言われる1万時間の法則は、「十分な量(1万時間)の努力すればだれでも一流になれる」みたいに語られがちだけど、もともとは「多くの物事では、適切な質と量の訓練があれば誰でも習熟できる」という話だった。訓練の質の話が忘れられて、1万時間という数字だけが独り歩きしてて、それは誤解を生みやすい。ただなにかの道を選ぼうと思ったとき、本当にその覚悟が十分か自問する秤としては、1万時間という数字自体も役立つかもしれない。そんな

      • 顧客が本当に欲しかったもの

        先日、酒席の雑談で、高齢化と車社会の話から、こんな会話が出た。 話は「オヤジが91歳でまだ運転しててさ、オフクロはもう免許返納してるけど」みたいなところから始まった。3人とも、生まれ育った街とか慣れ親しんだ土地とか好きな場所を終の住処にできるべきだと思ってるし、郊外に住む自由が車移動と切り離せないとも思ってる。 それでも、BとCはまったく違うことを考えてる。Bは車が不可欠な生活の用(買い物とか病院とか駅までの移動とか)だけを足すことを考えている。ゴールは運転しない郊外生活

        • 夏に向けたベッドマットレス

          僕もそろそろ体のあちこちが痛むお年頃ですが、一昨年の冬に「マットレストッパーのオススメありますか?現在のものは寝心地が硬め。ベッドにいる時間が延びてる最近、体が痛むので、トッパーを近々初購入しようと思ってます」と投稿したら… …と強めなコメントをもらって、ベッドは僕だけでなくみんなの人生の一大事なんだなあと思いました。みんなというのはざっくり同世代各位ですが、このあたりで真剣に向き合ってるのが椅子とベッド。僕は若輩だった2005年には仕事環境の要、椅子に投資して17年間ダ

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          note利用10周年!

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          「がむしゃらに働く」って週60時間ぐらいまで

          今日はQuoraに投稿した回答を転載。 がむしゃらに働いた方が成果が出ます。ただし、ここでいうがむしゃらとは「週60〜65時間労働」です。 これは超えてはいけない過労死ラインで、また超えても成果がむしろ出なくなるラインなので、がむしゃらも度が過ぎないようにしてください。 「生産性の高い働き方」について考えたことがあるのですが、モートン・ハンセンという人が「オレンジの果汁を搾り取るように」従業員から成果を搾り取れるのは何時間労働までかを調査していて、次のような結果を出してい

          「がむしゃらに働く」って週60時間ぐらいまで

          「おじさん構文」と「マルハラ」の憂鬱

          SNSとトンマナ論 ブランドとか場の雰囲気をデザインするときは、トンマナ(トーン&マナー)を合わせることも重要とよく言われる。実はSNSでの文体がアレコレ言われるのも、きっとトンマナの文脈なんだろうと思っている。例えば「おじさん構文」とか…… ……マルハラとか…… ……似たようなものは、SNS普及以降に折々のものが生み出されてきた。おじさん構文に対して「おばさん構文」なるものもあったし、「エアポートおじさん」というのもトンマナという視点ではここに並ぶと思う。 「おじさ

          「おじさん構文」と「マルハラ」の憂鬱

          2023年のクラウド市場概況

          2023年のクラウド市場サマリ「2022年のクラウド市場概況」同様、昨年後半以降に出たSynergyグループのプレスリリースから、クラウド市場のシェアについておさらい。サマリとしてはこんな感じでしょうか。 クラウドインフラ(≒Iaas/PaaS+ホステッドプライベートクラウド)市場は年間2,700億ドル(+38%成長) トップ3のシェアはほぼ横ばいで、Amazonが微減、Microsoftが微増 Next 20企業群がシェアを伸ばしており、成長率が大きかったのはHua

          2023年のクラウド市場概況

          車のない街を考える

          以下の記事を読んで、EV(電気自動車)も「はじまりの終わり」が始まったなあと思います。ガートナーのハイプサイクルで言えば、めちゃくちゃ期待されてたピークを過ぎて、失敗事例が噴出してきてノリで参加してた人たちが醒めていく時期。 ピーク期に種が大量にまかれる「失敗事例」の中には、イメージ先行で雑に煽った期待になんの実体もなかったからみたいな、単なるミスマッチ事例がかなり多く含まれます。でも本質的な問題が浮かび上がってきて、この領域の未来のためにそこは乗り越えないととなる「問題事

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          Google Cloud認定Professional DevOpsを取得した

          昨年末に、Google Cloud認定プロフェッショナルCloud DevOpsエンジニアを取得しました。認定証はこちら。そのほかの取得資格は、とりあえずLinkedin参照で。 Google Cloud - Professional Cloud DevOps Engineer Google Cloud認定プロフェッショナルクラウドDevOpsエンジニア正式名称で言えばこう。もっと言えば英語表記が正式なんだろうけど。 Google Cloudでは独自の認定資格、いわゆる

          Google Cloud認定Professional DevOpsを取得した

          COMPBEATで音楽と共に水泳を、動画と共に入浴を

          いま、僕のヘッドセット系ラインナップはShokz Aeropex、Victor EH-W10、COMPBEAT、ag WHP01kと四台体制になってる。この中で多分もっともニッチなのが完全防水骨伝導ヘッドセットCOMPBEATだ。 水泳用ヘッドセットの探し方 長い付き合いの生活習慣病とも、そろそろ付き合い方を考えないとと重い腰を上げたのが昨年1月。以来1年、ジムに通って筋トレと水泳をしている。プールへはスマホなどの電子機器持ち込み禁止なのだけど、ただし「単独で動作する活動

          COMPBEATで音楽と共に水泳を、動画と共に入浴を

          Think Global, Act Local, 2024.

          ナッジ理論とゴミ捨て場 僕の住んでいるマンションには24時間ゴミ出し可能なゴミ捨て場がある。ただごみ収集は週に二回で、その前日になるとゴミ捨て場が結構ごみであふれた感じになる。最近は、そうなるとエレベーターホール寄りの入り口前がふさがったりもする。ゴミが増えてきたのだな。そう思ってた。 昨年の終わり頃、マンションの管理人が週の前後半で二交代制になった。新しい管理人はゴミ捨て場の整頓に意欲的な人だった。居住者がバラバラな大きさの袋で出したゴミが、毎日大き目の統一サイズのご

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          マガジン「ライティング・ジム」を終了します。

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          夜更かししない暮らしとその敵

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          あとがき:ゼロから始めないリスキリング

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          メモ:鉄色の反則

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