最初の20時間 — あらゆることをサクッと学ぶ方法(ジョシュ・カウフマン)
だいぶ前に『「1万時間」は熱意の秤』というノートを書いた。まず世に言われる1万時間の法則は、「十分な量(1万時間)の努力すればだれでも一流になれる」みたいに語られがちだけど、もともとは「多くの物事では、適切な質と量の訓練があれば誰でも習熟できる」という話だった。訓練の質の話が忘れられて、1万時間という数字だけが独り歩きしてて、それは誤解を生みやすい。ただなにかの道を選ぼうと思ったとき、本当にその覚悟が十分か自問する秤としては、1万時間という数字自体も役立つかもしれない。そんな