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モンテッソーリ教育を知る第ニ章 『敏感期(not反抗期)』

他のシリーズはこちらにまとめています。

反抗期ではなく、「敏感期」なんだ!

・魔の2歳児は、生きる能力を獲得するのに夢中
・敏感期とは「生きていくために必要な能力を獲得するために、幼少期にだけ現れる特別な期間」
(虫は光に対して非常に敏感になる時期がある。それは先端の枝の先にある新芽を見つけて成長するため)

なるほど!!
必死なんだ!!そりゃ自分のペースでやりたいよなぁ。急かされたくないよなぁ!!
社員教育とかにも通じる気がする笑

敏感期の特徴
1. 世界中のどの子供にも大体同じような時期に現れる
2. この時期は、敏感になっている事柄を苦労なく身に付けられる。敏感期を過ぎてから身に付けようとすると、かなりの努力が必要になる。
3. ある一定期間を過ぎると、自然に消えてしまい、二度と現れない。

「時」が過ぎれば終わるのか。
この過敏な状態がずっと続くのか、と不安にならなくてもいいのかぁ。。
親の忍耐ってことだな。むずぅ笑

・特に敏感になるのは「秩序」
いつもの順序、いつもの場所、いつもと同じ
これが乱れると抵抗する。
・2歳頃は、秩序を手がかりにしながら自分を取り巻く環境とそれぞれの関係性を覚えていく時期。だから世界における自分の位置づけを理解するために、いつも通りが大事。


やはり「秩序」がキーワードなんだ。
秩序やルールって、本来は安心のためなんよな。

・秩序の敏感期に、秩序を乱されずに育った子は、安定した人格を築くことができる。2から3歳ごろがピーク。


人格!!
なんかわかる気がする。

・感覚の敏感期、もある
見る、聴く、触れる、嗅ぐ、味わう
6歳ごろまでは五感がとても鋭くなる


ふむふむ。子どもはみんなアーティストやね。

・この時期に感覚をよく使うことで、感覚器官を完成、洗練することができる
・大事な事は、子供が心行くまで感じるのを見守ってやること(名画やモーツァルトを聞かせることではないよ)
・子供が感動したり発見したときは、大人も一緒に感動したり喜んだりすることが大切
・感性と自信を育てるためにも敏感期は大事。

小さな世界でとことんまでやる。
それをぐっとこらえて見守る親。
それでいこう、、、ぐっ。

・運動の敏感期点もある
体全体を動かすこと、バランスをとること(バランス感覚、均衡感覚)
全力を出し切って動く経験をした子は、その後の人生でいざというとき、全力投球でがんばり抜くことができるらしいよ
※均衡感覚は、重いものと自分の体力との均衡関係を保つ感覚。

危ないから、と言って途中で止めてしまうと、ここがダメなんだよね〜
でもほんとに危ない時は止めないとやし、
その見極めに知恵が必要ですよね。
信頼が必要ですよね。

・自分の思うように動きたい、つまり自分で考え判断して動ける、主体的な人となる事を目指すのだ

僕が考えて把握して先回りして、、、
って妻にもしてしまう時がある。
それは求められてないし、支配欲から来るもので、本当に良くないなと反省。
僕が支配した分、相手が考えるのをやめさせられてしまうってこと、あるんよね〜。

運動例: 
(手首や腕) ほうき掃除、洗濯、雑巾がけ、鉛筆削り
(指先) 切る、折る、縫う、貼る

掃除機、一旦しまうか、

・「やりたい」「動きたい」の背後に運動の敏感期あり。大人が代わりにやるんじゃなくて子供が「自分で体を動かすこと」が必要。
・まだ危ないから、と言って何でも大人がやってしまうと、運動の敏感期が終わると今度は、頼んでもやらなくなる。
・運動の敏感期を良く過ごすと、子供はよく動く体や器用な手、頑張り抜く力などを手に入れられる。

素晴らしい。
めんどくさがって、自分でやったほうが効率的だからと、衝動的に急かしてしまう、
そんな自分を、変えたいなと思う。

その他にも、
言語の敏感期、社会性の敏感期、小さなものへの敏感期などがある。

社会性の敏感期、、、!!

・3歳ごろまでの子供には「吸収する心」と言う、特別な精神形態があると言われている。
それは身の回りのものを、とても積極的、能動的、かつ無意識に吸収する特別な力。
まるで写真を撮るように一瞬のうちに、言語、習慣、宗教などを印象として吸収し、受け入れる。

人間って、すっげぇ〜〜〜。

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