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髪の毛の素朴な疑問、髪の原料タンパク質について②

今日の記事は昨日の続きだよん

髪の毛に悪いことたくさんしてませんか?

前回と今回のを合わせて見て健やかな髪の環境を整えていきましょう

シャンプーやリンスで
髪のタンパク質は復活するのか?

リンスをすると髪がサラサラになるよ

基本的にシャンプーやリンス、コンディショナーで髪と全く同じタンパク質を再生することは・・・・できないのだ

髪は爪と同じでもともと死んでいる細胞なので自己再生はできないのです

なので、髪の毛はできるだけ傷まない状態をキープすることが重要です

しかし、コルテックス内の脂質であるセラミドを中に戻したり、細い髪同士のタンパク質の結合を強化して張りを出すなどの効果は期待できます

これね^^

「ハリ」「コシ」などの商品コピーをあらためて参照です

優しい髪の洗い方

引っ張ったらダメ!

外から髪に栄養を与えて髪のタンパク質を再生することができないことは先ほど述べた通りです

それならやることは一つだけ・・・

今あるその髪の毛にダメージを与えず、できるだけ健康な状態を保つことです

なので髪の毛のお悩みが多い人こそ、基本的な正しい洗髪のテクニックを身につけることが重要なのです

男性はもちろん、髪に気をつけている女子でもきちんとした洗髪ができていないというのはよくあるお話です

最初に、髪の毛をいきなり濡らさない

乾いた状態で荒いクシを使って髪のもつれをとりましょう

でないと、束になったカラーした髪の毛はなかなか水分を含むことができません

それが終わったらはじめてお湯で濡らして予洗します

いきなりシャンプーぶっかけて洗っていないでしょうか?

この手間を惜しむとシャンプーした時に泡立たずに余計なシャンプーを使ってしまいます

泡は摩擦を防ぐ役割を果たしてくれるので念入りに予洗したいですね

さて、シャンプーもガシャガシャやったらダメです

頭皮をマッサージするつもりでシャンプーしましょう

この時、摩擦で髪が傷まないように髪の毛同士を擦り合わせないようにしましょう

そして、最後はタオルで髪を挟むようにして優しく水分を拭き取りましょう

挟むほどの髪の毛がない人は・・・

優しく拭いてね・・・^^;

ガシガシ擦ると抜けますよ

髪が濡れたまま寝たらダメなの?

髪だけは死んでも濡らさない人

髪を洗った後にろくに乾かさずに寝てしまうことなんてないですか?

筆者はたまにしてたのだが、濡れたまま寝たらダメなことを知ってからはやめました

じゃあ何がダメなのかをここで解説していきますよ

髪は濡れた状態の時に最も摩擦刺激に弱くなります

タオルで髪を拭いているときより、シャンプー中やすすいでいるときの方が、髪にかかる力は減ります

もしも髪が濡れたまま寝てしまったとき何が起こるのか・・・

人は4〜5㎏ある頭を枕に乗せて一晩でおよそ20回寝返りで擦り付けることになる

その度に摩擦の刺激が髪に伝わり、髪のタンパク質がダメージを受けてしまうのです

特にダメージを受けやすいのは襟足の部分です

枕の摩擦で負荷がかかり、目覚めた時は団子状態になっている・・・なんて人は多いでしょう^^

サーファーは髪が傷んでいるそのワケ

サーファーの髪の毛のイメージはこんな感じ

かっこいいよね^^

髪の毛は茶色くてゴワゴワ、まとまりなく跳ねまくっている髪の毛

見るからに痛んでいるのですが、これには原因があります

まず、水に濡れることによってキューティクルが水を吸って、柔らかく脆くなっているので、刺激に弱くなります

その状態でタオルでゴシゴシ擦って髪を拭いたらタンパク質は壊れます(さっきの枕に擦り付けるのと同じ原理ね)

さらにガンガン降り注ぐ紫外線によって髪のタンパク質がシャンプーするたびに溶け出してしまうリスクも高まります

サーファーはサラサラの髪の毛は諦めた方がいいかもね・・・^^;

最近は髪の毛にも日焼け止めを吹きかけたりするけど結構普通の人も必要だと思う今日この頃・・・

パーマやカラーの髪のダメージはすごいのか?

ダメージすげぇよ

髪のタンパク質の一つ、コルテックスの中には脂質が含まれていますが、髪にはもう一つガード役の脂質が存在します

瓦状の構造のキューティクルの上にあるメチルエイコサン酸です

メチルエイコサン酸は毛母細胞から髪の毛と一緒に作られていて、その役割は髪の表面の摩擦刺激を軽減すること髪のきしみや絡まりを防いで髪同士の滑りを良くすることです

これね

しかし、残念ながらこの脂質は非常に脆くちょっとしたことですぐに取れてしまいます

その最大の原因となるのはやっぱりパーマやカラーなどの化学処理です

パーマをかけると髪のガード機能は通常の半分近くまで減ってしまいます

カラーに至ってはほとんどなくなるというデータもあります

髪がきしむ、もつれるという場合はパーマは必要最小限、カラーは部分染を利用するなど、化学処理の頻度や範囲をできるだけ少なくすることです

まとめ

シャンプーやリンスで髪の毛は復活しない

なので、できるだけ傷まない状態をキープすることが重要

髪の毛にダメージを与えない洗い方は、ブラッシング・予洗・マッサージをするようにシャンプー・髪の毛を拭くときはゴシゴシ拭かないということが重要

濡れた髪の毛は摩擦刺激に弱くダメージがひどいので、乾かして寝ましょう

サーファーの髪は常に濡れている状態でキューティクルが水を吸って柔らかく脆くなっている、そして紫外線によってダメージを受けているので傷みまくる

パーマやカラーは当然めっちゃ髪にダメージを与えるので控えめに

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです


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