見出し画像

ホメオスタシスを理解しよう

「昨日アイスを食べたから体重が増えた」 「お酒を我慢したから体重が減った」なんて毎日一喜一憂している人がいる

しかし、食べたものの内容による数百グラムの体重の増減は"やせた" "太った"を表す数値ではない

これらは単なる食べたり飲んだりしたものの重さであって体重計に乗って体重の増減に一喜一憂するのはあほらしいものだ

人間にはもともと、ホメオスタシスという機能がある

これは体温や血圧、血中ホルモン濃度など脳が適正と判断したセットポイントと呼ばれる数値を維持しようとする力である

例えば体は、外が寒かったら体を震わせて体温が下がるのを防ぐ

逆に暑かったら体内の熱を汗で放出して体温の上昇を防ぐ

これもホメオスタシスによるものだ

そんでもって体重にも脳が適正と判断する数値がある

極端な食事制限をすると体重は一時的に減る

だが、脳は元の体重が適正な体重と思っているので急に体重が減ると消費エネルギーを減らしたり、食欲をコントロールして何とか元通りにしようとする

私が短期間の急激な減量を勧めない理由もここにある

極端な食事制限は長期間続けることはできない

特に食べるのが大好きだという人なんて100%ムリゲーだ

さらにこの状態からふだん通りの食事に戻したとたんに体重も元通り

さらにはリバウンドを起こして元より多くなってしまうこともみんな経験しているのではなかろうか?

では、いつになったらリバウンドを起こさないカラダが仕上がるのか?

これも個人差があるのでなかなか難しいが、経験上の話をすると。。。。

最低でも一年以上はその体重をキープすることが必要であると考えおる

夏までに痩せなきゃ

なんて言ってる人はおそらく夏に間に合わず太ったままか、夏に何とか間に合って体重を落とすことに成功したものも夏が終わると落ちた筋肉も戻らず太りやすく痩せにくい体を手に入れることになるんだろうなと思う

結論としては、やはり堅実にコツコツと数年かけてつけた脂肪はコツコツ同じ年月をかけて落としていくしかない

つけた時間と同じだけ落とす時間はかかる、それが現実なのだ

今日言いたいことはこそれくらい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?