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膝痛を感じたら疑う病名と対策

痛いのは年配だけじゃないよ

膝が痛い人は結構多い

そのほとんどが対処方法に間違いがあるのです

結論から言ったら「膝が痛かったら痛くない範囲で動かそう」です

痛いから動かない

動かないから動かしたら痛くなる

痛いから薬や注射に頼って痛みが軽くなる

薬で痛くなくなり痛くない時と同じように動く

また痛くなる

痛いから動かない

動かないから動かしたら痛くなる

以下繰り返しです

とにかく痛くない範囲で動け

なので今回は「そんな膝痛の症状と対策方法を解説していきたい」と思います

それでは最後まで刮目しつつぜってぇ見てくれよな

半月板損傷(外傷あり)

転倒や打撲などで、膝にある半月板という軟骨組織に亀裂が入ったりきれたりすることで、痛くなったり膝の曲げ伸ばしが難しくなるやつです

安静にして、温熱療法やテーピングなどの保存療法を行う

その他には、局所麻酔薬や抗炎症薬などで痛みを和らげる方法がありますが・・・あまり効果がない

痛みが治まってきたら運動療法で動かしていく

靭帯損傷・靭帯断裂(外傷あり)

膝関節の内外を支える側副靭帯(骨と骨をつなぐ丈夫な繊維組織)や、前後を支える十字靭帯が損傷したり断裂したりすることで、動かせる範囲の制限や、痛み、血が溜まったりしてしまう症状です

側副靭帯の損傷は装具をつけたりしてリハビリし回復するかもしれませんが、十字靭帯の損傷は手術をすることが多いです

関節リウマチ(外傷なし)

免疫力が自分の体の一部を異物・外敵と思ってしまい攻撃してしまい、膝をはじめとして全身の関節に炎症が起きてしまう多発関節炎です

運動療法やアイシング、薬物療法を行います

大腿骨顆部骨壊死(外傷なし)

大腿骨内側の膝の末端が壊死する原因不明の病気で、多くは変形性膝関節症の経過途中で発症する

しばらく様子を見ることで対応しますが、重症の場合は人口膝関節置換術を行うこともある

痛風・偽痛風(外傷なし)

痛風は、食べ過ぎや運動不足によって血液中の尿酸が過剰になり、関節で結晶化して痛みを引き起こす病気です

それに対し、偽痛風は、ピロリン酸カルシウムの結晶が膝などの足の関節に沈着して、剥がれ落ちることで炎症を起こす病気です

原因は不明

痛風の治療は薬物療法と生活習慣の見直しです

偽痛風は痛みを抑える薬物療法が中心である

化膿性関節炎(外傷なし)

最近(主に黄色ブドウ球菌)が関節内に入り、軟骨や骨を破壊してしまう病気です

大体の場合、膝に何度も注射療法を続けた場合に起こる(バイキンが入る)

治療法としては、抗生物質をブッこむことになり、関節内の洗浄などを行います

膝の痛みの治療を行うときの優先順位はこれ

気をつけることを解説するよ

膝を治療する時に気をつけること、やることは以下の通りです

①能動的な日常動作の指導と幹部の加温(または冷却)
痛くない範囲で、なるべく足を動かすようにする

②毎日の運動療法 膝の体操と、リハビリを行う

③痛みが和らいだ後の運動習慣 膝に負担がかからないように気を使いながら、歩く、自転車、水泳などの運動を日常的に取り入れる

④ダイエット 膝への負担を軽減するために、肥満を解消する

⑤痛み止めを使う めっちゃ痛い時だけ使う、すぐ使わない

⑥ヒアルロン酸の注射 よく聞くやつ(笑)

ここで重要なのは①〜④まで

とにかく「痛くない範囲で動いて、温めつつ、痛い時は冷やし、痩せる」

これだけ

これ大事ね

軽い負荷をかけながら動かす、
膝に熱や腫れがあるときも様子を見つつ動かす

よくあるリハビリの図

変形性膝関節症の人は、膝の痛みに対して「無理のない程度に適度に動かすことにより、炎症を起こしている滑膜や軟骨に良い影響が出る」ということがわかっています

主な効果は3つ

①炎症の原因となる炎症性サイトカインの産生を抑える
②炎症を鎮める効果を持つ、抗炎症サイトカインが分泌される
③膝関節の軟骨成分、膝関節の組織の修復に必要なコラーゲンやプロテオグリカンの産生が増加する

以上のような効果があるとはいえ、あまりに強い力をかけてしまうと、症状が悪化して痛みも強まるので注意が必要です

運動療法で膝を動かす場合は「激しい運動」はダメ

適度な運動なら良い効果が現れるでしょう

変形性膝関節症の度合いによっては膝に腫れや熱を持っている場合があります

そんな時には、人によってはそれらが治るまで運動を控える人がいますが、だからこそ「できる範囲で動かす」ということが重要です

これを目指そう

まとめ

外傷からくる膝の痛みは「膝痛は安静にしていれば治る」から「正しく動かして治していく」へ考えを変えよう

外傷からこない膝の痛みは薬物療法や生活習慣の見直しなどで対処しましょう

膝の痛みの治療の優先順位

①能動的な日常動作の指導と幹部の加温(または冷却)
痛くない範囲で、なるべく足を動かすようにする
②毎日の運動療法 膝の体操と、リハビリを行う
③痛みが和らいだ後の運動習慣 膝に負担がかからないように気を使いながら、歩く、自転車、水泳などの運動を日常的に取り入れる
④ダイエット 膝への負担を軽減するために、肥満を解消する
⑤痛み止めを使う めっちゃ痛い時だけ使う、すぐ使わない
⑥ヒアルロン酸の注射 

またの機会にどんな運動をしたらいいのか解説するよ

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです


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