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えんげき

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2020年4月の記事一覧

「役名をつける」という贅沢でロマンチックな行為

お気に入りの役名がある。

名前をつける、というのは世界で一番ドキドキする作業だ。

脚本を書き始める前に絶対に通るばしょ。

わたしの場合は、作品のヒントは名前から生まれると言っても過言ではない。

その子の名前が物語を動かすことだってある。

ああ、この名前の子はどんなふうな性格だろう。どんな風に物語を走り回って、座り込んで悩んで、また立ち上がるときはどんな顔をするんだろう。

名付けは脚本家

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