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苦悩や葛藤は時に芸術となる🌗🌜

こんばんは🌙 今回は久しぶりの投稿となってしまいました💦

仕事をしながらの渡航準備は、とても大変ですが毎日わくわくしています!
海外情報や留学情報については無事に渡航し全てを終えた時に沢山情報をシェアしていきたいので
日本にいる間は自分の思考をアウトプットする場にしていきたいと思います😌

というのも、海外移住の準備をしている上で
思う事がたくさんあるからです。

以前にも別の記事にてお話しましたが、私は外向的内向型気質な事もあり、苦悩や葛藤を味わってばかりの人生です😂

しかし題名にもある通り、苦悩や葛藤を沢山経験した事がある人は、そうでない人に比べ
何事に対しても感性が人より高く、そして感性も豊かであると感じております。

という事で今回は、海外系の記事とは全く関連性が無くなってしまうのですが
先日私がとある芸術作品に触れていて、思ったとある事を書こうと思います。


第二次世界大戦後に活躍した画家、ベルナール・ビュッフェの絵を観て感じた事

去年の12月、私は渋谷Bunkamuraの「ベルナール・ビュッフェ展」へビュッフェという方の作品を観に行きました。

ナチス・ドイツ占領下のパリ夜間講座で腕を磨いたビュッフェは、鋭いタッチや闇のような黒い色彩を多用してモチーフを描く具象画家です。

第二次世界大戦後に活躍したビュッフェは、虚無感や絶望を作品で表していたとされています。
正直、彼の絵を見て 吐き気を催すと言っても過言でないくらいの不快感と恐怖感を覚えました。
ドーーーンと心の奥が深い闇に落ちていくような感じです。
今までいくつもの美術館に足を運んで来ましたが、これ程見ていて虚無感に襲われる絵画は見た事があまりありませんでした。

今まで私が絵画を愛し、美術館に訪れていた理由として、「美しいものに触れ心を落ち着かせたい」、「歴史にロマンを感じたい」、「絵画から当時の思想や出来事を読み取りたい」、「技法の勉強をしたい」 などといったプラス思考でしかなかったのですが、

ベルナール・ビュッフェの絵は今までにない感情が湧き出てきた為 なんとも衝撃的でした。

それでも鋭いタッチが逆にスタイリッシュにも見えるビュッフェの絵は、様々な分野でのプロダクツとコラボをする事になります。例えばブランドで有名なサンローランとよく仕事をしていたり、日本の小説のカバーイラストを描いたりと、ファッションデザインを含めたあらゆる分野でビュッフェの絵は一躍置かれていました。

絵を観る人々に虚無感を与えるにも関わらず、こんなに民衆に愛される画家になるって本当に凄いですよね。
例えば、日本人が大好きな印象派のルノワールのように、見る人々を幸せな気持ちになるような絵も勿論素敵ですが、
ビュッフェの絵のように暗い人生をキャンパスにそのまま反映させた画風も、民衆に人気になる程のセンスと希望を感じられます。

ちなみにビュッフェの作品はこんな感じです↓

どうでしょう?
まだそこまで怖くない作品をあげてみましたが、それでも虚無感満載の作品ですよね😂(彼はもっと酷い、ミイラやゴキブリなどの絵も沢山書いています)

私はこれらのビュッフェの作品を見て
「人間は誰しもがいつもポジティブでいなければいけない。明るく元気で毎日過ごした人間が人生の勝ち組だ」
なんて思っていた自分の価値観が覆されました。

そして私は思ったのです。

「苦悩や葛藤は時に芸術となる」 と。

↑私が思いついた言葉ですがなかなかいいですよね?🤣

そう。無理に毎日ハッピーでいなきゃ!と思わずに、辛い時はたくさん泣いて落ち込んでみる。
もしかしたら、ネガティブな自分でいる時に何らかの気づきがあるかもしらませんからね✨

私は更に、ネガティブな気持ちがインスピレーションとなって、時に芸術にも成りうる事を知りました。
確かに私もよく絵を描くのですが、
落ち込んだ時こそ、自分の思考に任せてひたすらに筆を動かすと 案外作品政策が進むのです。

この思考に切り替えられたお陰で、私は無理に頑張らないようになりました。
辛いことがあったら部屋で大泣きしてみる。泣きながら気持ちをノートに書き殴る、泣くことに疲れたら沢山映画や本を読んで忘れる。そこからインスピレーションを貰えたら絵を描いてみる。もしかしたら素敵な作品が生まれるかもしれないから…

そんな考えを保っていたら、なんだか人生が楽に思えてきました😌
素敵な芸術作品と考え方を教えてくれたベルナールビュッフェに、大変感謝します。

それにしても、芸術作品のいい所って自分の思いもしなかった価値観だったり哲学を知れたりする事でもあるんですよね。

美術館大国日本にいるうちにたくさん美術館に出かけたいと思います!

長くなってしまいましたが、ここまで読んで頂きありがとうございました!
それではおやすみなさい🌙✨



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