見出し画像

責任は自分にあるということ*致知11月号感想

こんにちは、つぐみです。

はじめに

致知とは致知出版社からの出版されている月刊誌です。先月号の感想はこちら。



致知出版社から出ている書物には、
1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書かあります。

電車内の吊り広告などで見た方もいるのではないでしょうか。


印象に残ったのは

我々にも責任がある

友人が「日本の将来が心配だ。今の若い奴らはしゃぁないな」と言うので、
「確かにこれからの日本のことは心配だ。しかし、若い世代に問題があるとすれば、我われの世代にも責任があるのではないか」と申し上げたところ、友人も同意してくれました。
「明治の実業家たちの気概に学ぶ」より抜粋

これからの日本が心配だと言われる人はたくさんいると思います。
その中で、「自分にも責任がある。」とおっしゃった人がいるだろうか。
記憶を辿る限り、限りなくゼロに近い。

そう言われるのを見るたびに、若い世代は忍耐がない等、若者にのみ責任を押しつけているように感じていた。

果たしてそうだろうか。

その若者を育てたのは、誰?
その若者の教育内容を決定したのは誰?

そう、これからの日本は心配だ、若者はしゃあないと言っていた世代です。

もちろん、若者に責任がないとも思いません。だけど、どちらか一方に責任を押し付けるのは違う。

だからこそ、我われ世代にも責任がある。とおっしゃってくれたことに感動したのです。


人に対して誠実に

大好きなソフトボールでも貧しさが原因で壮絶ないじめを体験しました。
(中略)
そのおかげで、「人に対して嫌味、皮肉、ひと言多い人間にならない」という強い信念が自分の中に出来ました。
「命を使い切って生きる」より抜粋

人に対して誠実、嫌味や皮肉を言わないためには、自分と相手を比較して優劣をつけないことが大切だと言われているのではないでしょうか。

どちらかが優れているのではなく、
どちらも優れているのです。

自分と相手が同じものを見ていても、同じことを感じるとは限らないし、
自分の言葉が意図していない意味として相手に伝わるかもしれない、
ということを意識することの大切さを教えてくれました。

そう、責任は全て自分にあるのです。

一生を尽くしても会わないといけないのは

たとえ、一生を尽くしても、会わねばらぬ一人の人がいる。それは私自身。
「ドラッカーの教え」より抜粋

誰もが自分自身から逃げることは出来ないということ。
だからこそ、責任はすべて自分自身にあるのです。

命尽きるその日まで、自分探しの旅は続くのかもしれない。
それは成長の物語でもあるのかな、なんて思った11月号でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?