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「等身大の企業広報」はなぜ生まれたのか

2021 年 6 月 「等身大の企業広報」に関するニュースリリースが出ました。その時に書こうと思ったのですが、気づいたらもう9月末。いやー、恥ずかしさを隠しきれないところではありますが、忘れないうちに書いていこうと思います。

「等身大の企業広報」は、2020年12月を皮切りにこれまで7度にわたって開催し、毎回1,000名規模のお申し込みいただいている人気のセミナーです。

このnoteではなぜこのイベントが誕生したのか私の目線で何を考えていたのか書こうと思います。

きっかけ

2020年10月私はnoteにマーケティング担当として入社しました。入社直後から嬉しいことに幾つかのプロジェクトを担当させていただき少しづつnoteでの動き方がわかってきた11月ごろ、法人向けの新しい施策を考え始めていました。

世の中の動向としては、良い製品やサービスのHPを作り、SNSで情報を流し、タイアップで想いを伝え、広告で拡散をしているように思っています。いわゆるプロモーションです。実際に私もこれまで、広告を作り、対談記事を作り、拡散施策を打ち、SNS運用をしていました。

でもなんでしょう。

私がそのような仕事をしてきたためか、ひねくれているのか、会社が発している綺麗な情報よりも「仕事の裏側のはなし」や「担当者の熱い思い」が見えるものの方が好き好んで読んでいるんですよね。もちろん、マーケターが考えた企業の製品やサービスの説明も良いのですが、そこで働いている人に興味が湧くんです。

もしかしたら、同じ気持ちの人もいらっしゃるかもしれません。
企業からの一方的なきれいに化粧されたメッセージよりも、企画の裏話や担当者の熱い思いは興味がそそられる。そんな感覚です。

企画の裏話担当者の熱い思い、なんなら担当者じゃない人の仕事での思いまでも伝えられる「人」にフォーカスした場所を作ろうと考えました。

「等身大の企業広報」という言葉が生まれた

いまはさまざまなものがオンラインに移行していますよね。もう、「オンラインの世界に住んでいる感覚」かもしれません。

そのような中でも人々が共感を持ち、心を動かすのは、人の温度を感じるような情報発信だと考えながらどんな人に登壇いただければこの思いを伝えられるだろう。いろんな登壇者を出しながら考えている中、同僚のあつこが持ってきました

「等身大」ってタイトルどうでしょう?

もう、ビビビッときました。これ以上的確にこの感覚を表現する言葉はない。そう確信しました。

そこからは、等身大のxxxxのxxxxに入る言葉探しです。語呂を考えたり、直感的に伝わる言葉を探したり。ここは、本当にいろんな意見の応酬でした。時間も使いました。

そして最終的には、会社の良さを伝えるのは社員全員。社員の思い、経営者の思い、それらをみんなが直接伝えられる世の中になればいいなと考え、「等身大の企業広報」という名前にしました。

動き出した企画

将来的には「等身大の企業広報」という想いに共感いただき、一緒にサミットができれるくらい大きな企画になると嬉しいなと思いながら走り始めました。

第一回目は、note社としては初めての1000人以上の法人の方にお申し込みをいただいたイベントとなりました。徳力さんにモデレーターをお願いし、広告を打つためにデザイナーとも議論を重ね、イベントチームやPRチームと一丸となり実施しました。

結果は、大成功!!(だったと思う

確かな手応えと、求められているものをご提供できている自信を感じました。

そして今

今では、累計7回実施しているnote社における一大シリーズ番組として成長しました。毎回カイゼンを繰り返し、本当に素晴らしい番組になりました。

現在の運営や裏側はあつこさんのnoteで書かれています。とても面白い内容となっていますのでよかったらご覧ください。

企業の想いを伝えることも、創作の1つだと思っています。「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする。」企業の想いを創作の場で表現し、続けられるご支援ができれば嬉しいです。

社員の思い、経営者の思い、それらをみんなが直接伝えられる世の中になればいいなと考え、「等身大の企業広報」という名前にしました。

この時の想いを忘れず、さらに面白く、世の中をもっともっと楽しくしていきたいですね。

これからも、よろしくお願いいたします。