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【noteでよかったこと】noteが紡いだ不思議な縁

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

「以前書かれていた関係人口に関するnote記事を読みまして。関係人口に着目したきっかけも含めて一度お話をお伺い出来ませんか…?」

京都文教高校の学生さんからこんなお電話が店に掛かってきました。

聞くところによると、全国の高校生を対象に開催されている観光事業計画コンテスト「観光甲子園」への出場を目指し調査を進めているとのこと。
今年の探求テーマのキーワードに「関係人口」があり、ネットなどで情報収集しているうちにnoteを見つけてくれたようです。

こちらとしても、どんな思いでプラン作りに取り組んでいるのか?調査を進めていく中でどんな発見があったのか?
ぜひお話を伺いたいと思い、お店にお越しいただきました!

noteが紡いだ不思議な縁。こんな出会いがあることが今の時代の醍醐味だなと思います。

ちなみに…
「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。

簡単に言えば、「移住しているわけではないけれど、仕事で関わっていたり、そのまちが好きで定期的に訪れたりしている人たち」といった感じでしょうか。

今年の観光甲子園では、「地方の過疎化と都市の過密化。伝統産業や一次産業の担い手不足など全国の多様な地域課題を観光産業で解決するプラン」計画がお題となっています。

そのキーワードとして「第二のふるさとづくり」「関係人口の創造」が挙げられています。物理的な「人口」を増やすことは中々難しいので、「関係人口」に着目したまちづくりを進める自治体も増えているようです。まさに、時代のトレンドに合わせたお題設定ですね。

学生さんとは、そもそも僕が関係人口に興味を持ったところから、京都のまちをどう感じているか。そして、現在考えているプランがどんなものなのか?まで沢山お話しました。

そもそも、京都は関係人口を獲得しやすい環境にあります。
観光名所も多く、修学旅行などで一度は京都に訪れた経験がある方も沢山います。何より、人口の10人に1人が学生と言われる京都。毎年進学を機に全国から若者が集います。

大学4年間を京都で過ごし、今は東京で働いている人も立派な関係人口です。

交流人口や関係人口を獲得することに四苦八苦する自治体が多い中、交流人口や関係人口を獲得しやすい京都だからこそ、その強みを生かしたプランが作れると良いね~となりました。

話せば話すほど課題が浮かび上がり、議論は白熱していきました。
人口減少や様々な業種での担い手不足は日本国全体の問題でもあるので、そう簡単にアイデアが浮かぶものではありません。
ただ、最後は「ちょっと進む方向が見えてきました…!」と言っていたので素晴らしいプランが出来上がることを楽しみにしています。

観光甲子園は約500チームがエントリーし、準決勝に進めるのはわずか20チームほど、決勝に進めるのはわずか5チームという狭き門。
ただ、文教高校チームは昨年準決勝まで駒を進めたそうです。

昨年の悔しさも胸に。決勝進出を狙う今年。
まずは7月末が予選の資料提出締め切りとのこと。

ここまでの道のりが花開くことを願っています。
頑張れ!文教高校チーム!

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