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【Bリーグ】今シーズン初観戦!京都ハンナリーズvs仙台89ERS

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

10/23(水)かたおかアリーナ京都で行われた、プロバスケットボールBリーグの京都ハンナリーズ対仙台89ERSを見てきました!


・元々は苦手だったバスケ

今では毎試合結果をチェックし、時間が合えばアリーナにも足を運ぶようになりましたが、元々バスケは苦手でした。
その理由は体育の授業。身長が低い僕はリングに全然シュートが届きませんでした。バスケ部の子には付いていけないし、いざパスが来ても突指して痛い。そして、ルールも複雑ですぐに「トラベリング!」と言われる。
それに、バスケ部の子たちのチャラチャラした雰囲気も苦手で、距離を置いていたスポーツでした。

・初のバスケ観戦でイメージが変わる

そんな中、6年ほど前に知り合いの方に初めてバスケ観戦に誘われます。
京都にチームがあることは知っていましたが、それ以外の情報はほぼなし。
選手もルールもよく分からない状態でしたが、「あの田臥選手が見られるよ!」の誘い文句につられ、アリーナに向かいました。

試合は見事勝利!そして何よりも、アリーナの一体感と一つ一つのプレーのスピード・技術・パワーに圧倒され、そこからバスケットボールの沼にハマっていき、京都だけでなく千葉や福岡にもバスケ観戦に行くようになりました。

初観戦の時の懐かしい写真

・今年初のアリーナ観戦!

Bリーグの試合は土日の夕方に行われることが多く、仕事の都合で中々足を運べませんが年に何試合か水曜日のナイトゲームが組まれています。
仕事を終え、ダッシュでかたおかアリーナへ。試合開始には間に合いませんでしたが、到着した頃がちょうど第一クオーターの終わり際でした。

・大苦戦の序盤から中盤

アリーナに到着した第一クオーターこそリードを奪うも、第二クオーターからは次第に仙台の流れに。
仙台の3Pシュートが面白いように決まり、逆に京都は中々3Pシュートを打たせてもらえない状況に。
第三クオーターが終了した段階で20点差とかなり苦しい状況となりました。

・澁田選手が流れを変える

しかし、点差を広げられた中でも第三クオーター途中から少しずつ流れが変わってきます。
その立役者は34番澁田選手。ここまであまり出場機会に恵まれていなかった澁田選手。この日も前半はベンチを温める時間が続きましたが、前半から後半へのインターバルの時間に引き締まった表情で出番に備える澁田選手の姿が印象的でした。

相手の陣地まで飛び込んで、前線から激しいディフェンスをかける澁田選手のガッツあふれるプレーに呼応するようにチームのスコアも伸びていきます。

・大熱戦の第四クオーター

第三クオーター終盤から息を吹き返したハンナリーズ。20点差で迎えた第四クオーターは完全なハンナリーズムード。残り2分を切ったところで点差は一ケタに。そして、残り1分を切ったところで点差はなんと2点!
ここから両チームファウルで相手チームを止めてのフリースロー合戦に。
仙台の選手にはアリーナ中の大ブーイングが向けられますが、ここは落ち着いていました。特に、昨年まで京都でプレーしていた半澤選手。大ブーイングの中4本のフリースローを全て決め切り、京都にリードを許しません。

アリーナから割れんばかりの声援が飛ぶ中、時間的にラストシュートと思われた岡田選手の3Pシュートはリングに嫌われ決まらず。
この一本が試合の勝敗を分けることは選手も観客も分かっていたはず。
シュートが外れた後の岡田選手の悔しそうな表情が印象的でした。

結果は82-78。第四クオーターの驚異的な追い上げも届かず仙台の勝利となりました。

・バスケの醍醐味が詰まった試合

試合には敗れてしまいましたが、第四クオーターの盛り上がりはこれまで観に行った試合の中で一番でした!
他のスポーツで20点差は結構厳しい点差ですが、ワンプレーの点数が大きく一度流れが変わるとおおきなうねりのように流れが変わるバスケットボールは20点差でも決してチャンスが無いわけではありません。
最後の数十秒にもドラマがあって、笛が鳴るまで分からない大熱戦でした!

・バスケを京都の文化に

京都ハンナリーズは「バスケを京都の文化に」を掲げています。
名古屋出身で、もうすぐ京都在住10年になる僕が感じるのは、市民生活とスポーツとの距離感です。
名古屋はドラゴンズを筆頭に、市民生活の中にスポーツが身近にある感じがしました。その名古屋と比べると、確かにスポーツ文化の浸透にはまだまだ伸びしろがあるのではと感じています。

生で観るバスケ、スポーツ。めちゃくちゃ面白いです。
一緒にバスケを京都の文化にしましょう!

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三輪浩朔(みわこうさく)@コーヒーショップLaughter(京都)
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