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あきらめる理由が、ほんとに自分のものなのかどうか。

「はあ…これはほんとに最高だな」って、ため息つきながらにやけてしまうくらいの理想や夢を、誰にも見せなくていい、スマホのメモでも日記帳でも何にでも良いから書くと良い。

「人生」とか「将来」とか大きなこととは限らない。
たとえば1日の過ごし方でもいいし、着たい服でもいい、食べたいごはん一食でもいい、部屋の間取りでも、帰ってから寝るまでの一連の流れでもなんでもいい。

大事なのはたったひとつ。
ふさわしさとか、できるかとか、全部置いておくこと。
これにこんなにお金かけるのはな、冷蔵庫にこれ余ってるしな、こんな間取りじゃどんな家賃なんだ、疲れてるから何もできないしな。

できない理由やだめな理由は全部置いておいて、いったん、最高に幸せな夢をイメージする。
夢なんだから、いいじゃないかと思う。

で、別に現実が完全にそうならなくても良いのだ。
でも、いったん現実と切り離すことで、ほんとは欲しい、ほんとは別に欲しくない、そういうことがわかって、夢だと思っていたのに素直になれば案外叶うこともあって、
やっぱり現実の時間とかお金とかのいろいろがあって「今はこうだな」と夢とは違う選択をしても、そうなるべき理由もはっきりするから、なんだかさっぱりできる。

叶わないことが不幸なのではなくて、叶わない理由が正直で納得できるものなら、それはまた別の道に進んだり、あとで叶えればいいだけのことだったりする。
一番もやもやするのは、ほんとは諦めなくていい理由であきらめてる時なんだと思う。

例えば先日ちらっと書いたカバンのこと。
最近探しに探していたななめがけカバンですが、想定外に定番…普通…(笑)だけどとても気に入った、要は大きいブランドのカバンをたまたま見つけて買いました!

でもそのカバンを手に持って、いやでも、もうひとつカバンを少し前に新調しちゃったしな…と迷った。
だけどそこで、いったんベンチに座って、こんな服で生活したい、だからこんなカバンやあんなかばんが必要だなって理想をメモに書きなぐって、
「やっぱり欲しい。そして今、わたしはこれが買える。じゃあ買おう。」と決断した。

「この前買ったしな…」という迷いは、たとえば家族とか、もしくはもう顔も浮かばないこれまでに会った誰かに、そんなのもったいないとか、贅沢だね、とかジャッジされるような気がする、という得体のない怖さだった。

ほんとはわたし、買えるし、買いたいって思ってた。なら、買っていいんだ。
ほんとにお金が足りないなら、お給料また貯めて、買えるようになったら買えばいいんだ。

誰かの意見、見られ方、自分のなかのこれが普通なのかなという基準、
全部に打ち勝たなくていいけど、そういう障壁のなかに埋もれてる、すごくわくわくする気持ちや夢がもってる力はすごいから。
それに素直になれたら、夢が現実になるのは、日常の小さなレベルではたくさん起こせる。

迷って、わからなくなって、負けそうだけどでも負けたくないなと思ったら、一回座るとか、一回トイレ行くとか、小さく戦っていこう(笑)

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