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微妙に思える1日も、必要な1日。

こんなことで時間使うはずじゃなかったのに…と、1日の終わりごろにやるせない気持ちになってしまうことがある。

今日のわたしがそうだ。
ほんとは、予定がない今日一日をすごく楽しみにしていて、ゆっくりじっくり読書して、メモしまくって、いろいろ考えたいなと思っていた。
でも、卒業までにやろうと思っている登録制のバイト探しやら、諸々のSNSの連絡やら本当に細々したことをしているうちに、あっという間に日が暮れてしまった。

「私はまた、一番やりたいこと(根拠も必要性も高くはないが心が一番求めているもの)より、2番目3番目にやりたいこと、やったほうがいいことを優先してしまったんだ…」と、暗い気持ちになった。

でもお風呂に入って仕切り直して、ノートで日記的に振り返ってみると、これはこれで必要な1日だったのだと思えてきた。

そもそもなんでバイト探したんだっけ?と振り返れば、
卒業までにほしい体験をたくさん実現させるためであり、
母親は「4月からずっと働くんだから、この1、2か月のあいだ少し貸すことはできるよ」と言ってくれたけど自分で賄いたいと自分が判断したからだった。

ちゃんと理由があったのだ。

無駄だったかもしれない、選択ミスだったのかもしれないと感じるような細かな日常のあれこれも、必要だからやっている。
理想通りにいかなくて悔しくても、もっとやりたいことがあったのに、と感じても、今日は今日の必要なことをやったんだよ。

だから、反省して落ち込んで、損した気分で暗くなることない。
過ぎた時間がこうだったらよかったのにと思うのではなく、そこでできたこと、それを頑張った自分をまず認めてあげよう。

そして、そんな今日1日を頑張ったからこそ次はどうしようかなと考えてみればいい。

「お風呂出たらいったんSNS切って読書して寝よう~」でもいいし、
「日曜は一番やりたいことから順番にやろう」でもいい。

いつも自分の優先順位どおりに過ごせるわけではなく、一番やりたいことよりやった方がいいことが優先されてしまうこともある。
でもそれを後悔して無駄だったと嘆くより、そうしてがんばった自分を認めて、きっぱり気持ちよく、次に来るはずの自由な時間、ご褒美のことを考えた方がいいな、と思ったのでした。

あったらよかった今日ではなく、自分が生きた今日1日を認める。
手に入れたもの、成し遂げたことを認め、また新しい明日を生きる。
これからきっと思い通りにならないことが増えても、できるだけそんなふうに、毎日を生きたい。






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