新しい世界を体験したい時

最近少し、これまでと違う行動パターンが身に付いてきて、あ、いいじゃんこれ、なるほど！と思うものが増えてきたので、今日はそれを言語化してみたい。

とりあえずキーワードでいくと、
インプット、納得、65点、気楽、感謝…といったところでしょうか。

まず、インプット。
最近、調べものをすることがすごく増えました。
今までもまあ結構徹底的にやるタイプだったけれど、よりいろんなことをよく調べるようになった。

例えばでいうと、カバンをめちゃくちゃ調べています。

ちょっと先で旅に出る予定があり、それに持っていくのにちょうどいいななめがけのカバンを探していたのだけど、ZOZOTOWNで詳細に検索してもどうもピンとこない。

これまでだったら、こういうパターンの時には、「いやもうこんだけ調べたんだから、もうあとは選ぶしかない！」と思うことが多かった。なんというか、がめつく追求し続けることはあまり良いことではなくて、満足することのほうが美しいような気がして。

でも最近は、徹底的に調べます。
まとめサイトからひとつひとつお店のぺ―ジに飛んだり、そのなかで気になったカバン屋さんには1人で行ってみたりもした。

とんでもない高級品ではないけど、これまでの選択肢にはなかったもの。あまり馴染みのなかった街。
場違いじゃないといいけどとしょうもない緊張もしたし、これ、手にとっていいんだよね…と周りを見渡したりもした。笑

でも、どこも行ってよかった。すごく丁寧にいろんなことを教えてくれる店員さんもいた。

そんなこんなをしていて実はまだ探し中で、旅に行くまでにはどうやら間に合わなそうだけど。もはや探しているこの過程そのものが楽しい。
いろんなお店を知れて、「そんなのがあるんだ」と感動するものがあって、最初に自分が知ってるなかで描いていた理想を超えるものに出会った。
かばんに限らず、お迎えするには至ってないけど、本当に、いいなと思うものにたくさん出会った。

新しい世界に行けば必ず、知らなかったことを知れる。
そのなかには、こんなものかなと妥協していた世界にはなかった、本当に素敵だと心から思えるもの、疑うことなく感動できるものがたくさんある。

満足したほうが自分にとって心地よいときは全然それでも良いけど、
何かに満足しないのなら、新しいステージに行くチャンスだと思って、無理してそのまま進まず、一回地図を広げる時間をとればいいんだとわかった。

これまでとは違うルート、行ったことのない道だから、すんなりは行かない。だけど別にスムーズじゃなくていいんだ。なんとなく、人生のなかで慎重さとか念入りさのようなものを、フットワークが重いとか、悪いものとして評価されてきたような感覚があって、焦って進もうとしていたのかもしれない。

違和感があるなら、そのまま進まなくていいんだ。
新しい世界を求めてるサインだと捉えられれば、時間や手間がかかっても、じっくり学ぶ姿勢に入ろうと思うようになりました。

もっと広い視点で言うと、苦しいときほどアウトプット！と思っていたけど、
そういうときの思考とか内省って、もう限界を迎えていることも多いのかもということも最近なんとなく思う。

そういうときこそ、それはいったん置いておいて何かしらの新しいことをインプットすることで、思い描いていたのとはまた違うかたちで、解消されたりもする。

ということで、最近学んだ行動パターンのひとつは、地道なインプットを楽しむ！ということでした。
案外たっぷり書いたので、他のことはまた後日に。