「今できるだけのこと」を、そのままやる。

少し前まで、頑張ろうの気持ちでいっぱいだったのに、ここ数日一気にエネルギーが足りなくなってしまっている。
もうエネルギーがないから、メッセージへの返信も、頑張るって決めたことも、ぜんぶ投げだしたい！もうなんにもしたくない～～と思う。
でも休んでみても、「やらなきゃいけないのにやれていないこと」が気になって仕方ないし、でもやっぱりやりたくないし…のスパイラル。

今まで何度もあるなあ、こういうの。
どうやって脱却してきたんだろう。
何度も経験してるってことは、その分の経験値と知恵が蓄えられててもよさそうなのに、いざこの状況に直面すると、本当に動けなくなってしまう。

車の中で逃げ恥を観たりしてしまいました。

そんなことしていたら、ある人から電話がかかってきた。

このnoteの中で、連絡をくれた人と同一人物。(笑)

別にいつも車のなかでそんなに落ち込んでいるわけじゃない。なんならたぶんこの２回しかないと思うのだけど、その２回のタイミングにしっかり突然、連絡をくれるの、すごすぎる。ありがたすぎる。

で、その人と話をしていて
元気？最近どう？と聞いてくれるからぽつぽつ話していって。
「ときどきくるこのエネルギーゼロになる感じ、どうしたらいいんですかねえ、、」と言ってみた。

なんとなくわかってる原因とかあるの？
と聞き返されて、考えてみる。

人との関わりのなかで、ちょっと疲れたり、もやもやしたりすることが積もっていって、なんだか気持ちがしぼんでいって、、というパターンは一つありそうだった。

でも落ち込んでいくときの一番苦しい気持ちって、
「なんにもしたくない。」「でもやらなきゃ、、でもできない、、」というものだと気づいた。
そういう気持ちがあることには気づいていたけど、言葉にしてみたら改めて、そういう気持ちがすごく大きいと実感する。

エネルギーが減るのが先なのか、「やるべきことができてない」が積もってエネルギーが減っていくのか、どっちが先かはわからないけど、「やらなきゃ、できない、やりたくない」はすごく強く心に影響していると思うから、ちょっと考えてみた。

とりあえず気づいたことがひとつ。

「やりたくない」より、「できないからやりたくない」に近そうだということ。

返さなきゃいけないのに返せないメッセージ。
目上の人に対して失礼な文にならないように、調べて書かないと。

書こうかなと瞬間的に思っても、書けないnote。
こんなただの自分気持ちを書くだけじゃ誰のためにもならないし読んでもらえないかもしれない。いったん書き出してから整理して、構成考えて、書かなきゃ。

コンタクトなくなりそうなのに注文できない。
いつも通りのところに電話すればすぐ届くけど、そろそろちゃんと視力検査も受けなきゃ。。

要は、こなしたいことのハードルと、超えられそうなハードルの高さの差がありすぎるとき、立ち向かう気力がなくなってしまう、という感じなのだと思う。
その時々によって、超えられそうなハードルの高さは違って、それが低くなっているとき=エネルギーが少なくなっているとき、なのだと思う。

自分でここまでこなしたいと思うハードルが、どうやらこなせそうにない、こなすのは結構大変そうだと思うから、「できない」がうまれる。
ひとつひとつの重みがどんどん増していって、つぶされてしまいそうになっていくんだろうな。

でも、それなら。
本来は、「やりたくない」ではないことも多いのだ。
やりたい→できない→やりたくないとなっているだけで、本当は「やりたい」だったもの。
やりたいからこそ、このくらいできていたいとハードルを高めていくことはいいことだけど、「やりたい」が「やりたくない」になってしまうのはもったいない。

だから、ハードルの高さはその時々で変えていい、ということにしてみようと思う。
高くできるときは、エネルギーをたくさん注いで努力すればいいけど、そのハードルの高さが怖くて「できない」という感覚が強くなってきたら、いったん下げてみてもいいかもしれない。

いったん飛べる高さで飛んでみる。進めるところまで進んでみる。
そうすれば、自分の思う満点には届かないかもしれないけど、とりあえずここまではできた、という感覚はもっていられる。「やりたい」を「できない」でつぶすことなく、「ひとまずやれた。満点まではまだあるから、またトライする」という形で育てていけばいいのだ。

今日の文章もまさにそうだ。
似てる苦しさを感じてる人に少しでも伝わるようにしたいし、こんな吐き出すみたいに書くのは良くないんじゃないかと思う気持ちもすごくある。

でも、書くこと、「自分の目で見ること、自分の心で感じて、考えること、言葉にして表現すること、伝えること」は、わたしにとってとても大切で、必要で、心を満たしてくれるし、ずっと付き合っていきたいものだから。

欠けているところだらけでも手放さずに、今できるだけのことを、今、やってみる。

そうか、今の自分に×をつけて、何が足りないか、どう補うかばかりに目を向けないで、
そのまま生きたらいいってことなのかもしれない。

頑張れるとき、高く飛べそうなときは頑張ったらいいし、
頑張れないな、ちょっと苦しいなってときは、「今できるだけ」を「そのまま」、いったんやってみたらいい。