ボクがSNSマーケをやる理由
気が付けば10年以上、企業のSNSマーケティングのお手伝いをさせていただきました。これからも「SNSマーケティング」をやっていきたいと思っています。
なぜそう思うのか。
今回は自身の経験や感じたことを書き綴っていきます。
SNSマーケティングとは
2002年からはじまった私の社会人生活。
サラリーマン歴22年。
思えば山あり谷あり、山を乗り越えさせてくれたのもSNSとの出会いでした。
私の経歴
20年以上の経歴から私の分岐点といえるできごとが3つあります。
転機となった3つのできごと
1.観光庁からの特別賞
東日本大震災後の東北復興支援において、宮城県気仙沼での海中貯蔵ツアーが観光庁から特別賞を受賞しました。ツアーは海に日本酒を沈め、翌年沈めたお酒を引き揚げにいくという旅、その活動は今も続いています。
公式SNSでの発信や交流では具体的な成果が表にでることはありません。SNSのフォロワー数や何万回再生でバズったというのは数値として表現できますが、ではそれがどれだけ企業価値に寄与したかという成果とするのは難しいと感じています。
そんな中で受賞した賞はいわば、国からのお墨付き。
受賞がプレスリリースになり、ツアーの告知になりニュースとしてのきっかけになりました。
何よりもツアーを一緒につくった社員や地元のひとたちの関係者と喜びを分かち合えたことが私の感じた「働き甲斐」でした。
2.証券会社でのSNS経験
SNSで発信できることには向き不向きがあります。その中で証券会社でのSNS経験は自身にとって勉強になる機会でした。大手であればあるほど、それまで積み上げてきた歴史がある。永く続けてきたからこそファンがいて、そのブランドが生活に根付いている。
「さすが」と思わせるブランド価値をSNSで発信する大切さを教えてくれました。それはどの業種、業界でも変わらないことだと学ばせてもらった経験でした。
3.政治とSNS
SNSを使った選挙活動においては具体的な成果を挙げることができました。
SNSだけが理由ではないですが、目標の当選者数を突破するという明確な目標を達成することができたのです。
候補者や政党の叶えたいことをSNSで伝わるように表現する。
伝わるためのクリエイティブ、動画で端的にコンテンツ化する。
ユーザーの環境に応じて伝え方を考える、伝わらなければその表現方法は間違っているから試行錯誤を続ける。
改めて伝えるクリエイティブの面白さを痛感した経験でした。
三方良し
私の経験、特に旅行や観光を通じて理想の姿は「三方良し」なんだと気が付きました。
「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の世間はSNSといっていいかもしれません。
SNSは伝える手段のひとつに過ぎませんが、世間と密接に繋がるコミュニケーションの入り口。
「売り手」「買い手」との関係が成り立つのは前提として、世間という3つがどうバランスをとるのか。それを経験させてもらったのかもしれないと改めて感じています。
親として伝えていくためのSNS
最近、プライベートで子育ての相談を受けることが増えてきました。
SNSで投稿していたころ(その当時はmixiだった)、最初はただの親バカ日記でしたが子どもが発達障がいと分かってからは、受容するためにSNSでした。
書くことで自身を客観視していました。
分かってほしいから発信するのではなく
分かり合えないから葛藤を忘れないために言葉にする
悩みの言語化は友人以外の見ず知らずのひとにも届いていました。
自身の葛藤の逃げ場であったSNSが、気が付けば悩みに向き合う場になったのです。
そんな経験が今も孤独で悩む親御さんのチカラになれているというのであればこれほどありがたいことはありません。
無論、私に相談してくれる方々は私のブログを読んでくれています。
公私ともにSNSで支えられている私
流行り廃りではないメディアであるSNS
自身の葛藤の向き合い場としてのSNS
仕事でもプライベートでもSNSを通じて何かの役に立てればと思っています。そんなわけで何か悩みがあったり、話したいことがあればSNSを起点としてこれからも繋がっていきます。
普段会っている方、しばらく会えていない方、はじめましての方
これを機に何か面白いことをしていきましょう
振り返りと所信表明でした。
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