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ネガティブを選ぶな-金言だらけの一冊-

思い立ったら手に取るようにしてる一冊。読んだタイミングで刺さる本は枕元に置いておかないといけません。

そんなわけで今回も刺さった言葉を綴ります。


ネガティブを選ぶな


生き物は生存本能からか、ポジティブなことよりもネガティブを選ぶようにできています。究極なネガティブが死であるとすればネガティブに反応するのはやむを得ないことかもしれません。

しかし人間は違います。

「選ぶ」、つまりはコントロールすることができる。その場の感情に任せて不機嫌になるのは勿体ない


「選ぶことができる」に気づく


心理学者のマーク・ウィリアムズらは、「繰り返し考えることはそれ自体問題の一部であり、解決策ではない」と言っています。


あなたが背負っている不要な重荷をいますぐ下ろしましょう。もうそのことは許して、あなたの人生を軽やかで、穏やかで、幸せなものにしていきましょう。


価値を見つけろ


私はできる限り「そこにおもしろがないか」を探して仕事するようにしています。

この仕事を面白くすることで、楽しくやりましょう

その役割が自分だと思っています。

納期や予算が厳しい、担当者が面倒くさいなどなど。困難だけに注目するのではなく、その中の発見や価値を見出す。

「このアイデアは発明ではないか」とワクワクを伝えるために準備する


多くの企業が、仕事の技術的な内容に重点をおいた「職務経歴書」を社員に書かせていますが、これを書くことは仕事を作業と捉える意識を強めてしまいます。


イライラさせる人をきちんと評価できるようにしようとすることで、あなたの「いいところを探す能力」を磨くことができ、深い思いやりをもてるようになります。


たとえば、もし強盗に遭ったとしても、彼らはケガがなくてよかったと思うでしょう。仕事がうまくいかなくても、その経験から学び、成長したと考える傾向があります。


あなたの人生で起きたことを話してみてください。最初はネガティブな部分に注目して、次にその同じ体験のポジティブな部分に注目して話してください。あなたはいいこと探しの達人として人生を送ることができるでしょうか。


まず聞け


「自分が話すために、人の話を聞いていないか」これは常日頃気をつけていることです。人の話を遮り反論をしない、それを守るだけでコミュニケーションは円滑に進みます。

でも真摯に耳を傾けるの定着はとても時間がかかります。そのことも理解しないといけません、要忍耐。


「実際に奉仕型リーダーになるには、あらゆる問題に対して『まず聞く』という態度が身につくまで、長くて厳しい訓練を積まなくてはならない」とグリーンリーフは述べています。


批判されても、言い返したくなる自分の気持ちを抑えるようにしました。最初のうちは激しく反論したくなりましたが、時間の経過とともになんとか批判を受け止めることができるようになってきました。


現実的且つ客観的に


俯瞰で見ることは自分の感情をコントロールするため。悩むことに意味があるのか、価値ある悩みにするために私は悩みを紙に書き出してみたり、テキストに書き起こしたりするようにしています。

翌日その悩みを文字で見返してみましょう。だいたいにおいて大したことではないに気づく。


アントノフスキーやブッダによれば、困難、不満、絶望、そして不幸は、人生の一部ということになります。彼らは人生に対して根っからの俯瞰的なのでしょうか。いいえ、そうではありません。現実的なだけなのです。


私は何か心配事にとらわれそうになるときには、それを思いわずらうことが本当に役に立つのかどうかを客観的に考えることにしています。


この世界にはする価値のあること、考える価値のあることがたくさんあります。つまらないことに頭を悩ませて時間を無駄にするなんて、もったいないことです。


私たちは自分で思っているよりも、もっと人生をコントロールする力があるということです。


「優しい」を選択せよ


「できること」ではなく、「選択すること」。自身が選択できていれば、相手の「選択」が分かるはず。その優しさを褒める、認める。親としても「優しさ」を伝えないと。


自分が優れていると感じるために相手に劣っていると感じさせて傷つけたなら、結局は自分をも傷つけることになります。健全な自尊心は他人の自尊心を損なうことでは生まれません。


「頭の良さは才能で、優しくすることは選択です。才能は与えられているものなので使うことは簡単です。選択のほうが難しいのです」(ジェフ・ベゾス)


大切なことは結果をコントロールしようとするのをやめて、できるかぎりプロセスに集中することです。


「昨日への後悔と、明日への恐怖」に取りつかれてしまいました。


それはピンチではなくチャンスです。


経験がないこと、想定外のこと、思わぬ理不尽などなど、これを解決できればレベルアップ。モノ(コト)は捉えよう、ピンチと言うゴミを見つけるのではなく、チャンスを探す。


「やらなくてはいけない」から「やりたい」に変わるとき


「親しくない人にしないことは、親しい人にもしてはいけない」


いい結果を残せない真の原因はストレスではない。回復のための時間を定期的にもとうとしないことが原因だ。


「うまくいくまでは、うまくいっているふり」をすることで、ポジティブなエネルギーを自分と周りの人に広げるのが望ましい場合もあるのです。


悲観的主義者はすべての好機の中に困難を見つける。楽観主義者はすべての困難の中に好機を見出す。


私たちと対立する者は、私たちの精神を鍛え、能力を高めてくれる。対立する者は支援者である。


ピーター・ドラッカーは「マナーは組織の潤滑油」だと言っています。


ポジティブなことに焦点を合わせる。


「負」を避ける努力を


村上春樹は「走る」ことで負の気配をふるい落していると言っています。私もランニングが性にあっているので、走ることでネガティブ祓いしています。ポジティブになるのは難しいですが、意識的にネガティブを避ける方法を見つける。「瞑想」でなくたっていい、例えば半日スマホを見ないでもネガティブを避けることができるかもしれません。


毎日20分時間を取ると決めて「ハートフル・ポジティビティ」の恩恵を堪能することができるのです。


「正直者エイプ」と呼ばれた彼(リンカーン)は、「正直であることへの病的な衝動をもつ」という評判を、生涯を通して得たほどでした。


私たちは、自分に向ける気持ちと外の世界に向ける気持ちのバランス、つまり分析と実践のバランス、思考と行動のバランスを取る必要があるのです。


ポジティブを惜しむな


マネジメントが苦手だからといって、チームをネガティブな方向に導くのはいただけません。感情的になることを受け入れながら、自主性を発揮する、ポジティブな空気を作る。


今のあなたがステージ上にいるか、聴衆にいるかにかかわらず、あなた自身がリーダーシップを発揮する必要があります。


問題に対しては可能な限り厳しい態度で臨みながらも、人にはむしろできるだけ優しく対処することを選ぶことができるのです。


「チームに残ってすべての権利と義務を手にするか、それともチームを去るかだ。君がどう決断しようと、私は君の選択に敬意を払う」


主体性を発揮して、自ら変化を起こすのです。


自分が人間であることを許す必要があるのです。


惜しみなく与える人は最終的に成功します。


まとめ


まずは最後まで読んでいただきありがとうございました。この時点で3,000文字以上あります、読む時間をとってくれたことに感謝です。

ここで書き出したことはすべて私自身ができていないことに他なりません。

今、試していること、できつつあることもありますが、まだまだ修行が足りていません。

「ダメじゃん」と思うなかれ、これを定着させる、習慣にすることは長く厳しい道のりでもあるのです。少しでも忘れてしまえばすぐに負のスパイラルに陥ってしまいます。それくらい鍛錬と繰り返しが必要なのです。

だからこの本が読まれ続けるのでしょう。

Q・次の2つから生きたい人生を選びなさい ― ハーバードの人生を変える授業II

には101もの金言(クエスチョン)が書かれています。それを選ぶか選ばないかが人生の分かれ道といっても過言ではありません。どうせ選ぶならポジティブを選ぶ。是非101のクエスチョンで自問自答してみてください


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