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だからここに住んでいます #03

今回インタビューしたのは、(株)クツザワのパワフルな若手4名。
左から菅桃奈(ももな)さん(21)、小嶋愛生(めい)さん(21)、高橋真也(まさや)さん(26)、長坂響(ひびき)さん(26)。
それぞれ湯沢翔北高校の同級生だ。

高橋真也さん。
平鹿中学校を卒業し、湯沢翔北高校へは柔道をしに進学。
長野県で刑務官に就職するも、今はここにきて5年目となる。
会社での役割は、社内システムに関わる仕事に従事する。
本人曰く「システムエラーを処理するときは、いわばゲームのミッションをクリアするのと同じ感覚」と仕事を楽しんでいる様子。
学生時代の夢は携帯ショップの店員になること。その夢は今も継続中…。
そんな彼の休日の趣味は打って変わって、カメラを片手に風景写真を撮りにでかけること。


長坂響さん。
平鹿中学校、湯沢翔北高校を卒業し、東京の大学へ。
彼も柔道を続けるために湯沢翔北高校へ進学したのだが、柔道部になった理由もまた面白い。
小学時代は野球をしていたが、中学に進学し野球部に入部すると坊主にしなければならない。それがどうしてもイヤだったらしい。
なんとなーく柔道部の門をくぐってみたが、結果としてあえなく坊主に。
そんな気持ちも忘れ、進学しても続けたいと思えた柔道の存在は思春期だった彼の心を大きく成長させたのだろう。
大学卒業後は秋田県内で就職し、現在は品質管理を担当。


菅桃奈さん。
雄勝中学校から湯沢翔北高校へ進学。
早く就職したかったため高校では資格をたくさん取れる高校を選択。
何気ない放課後の時間が楽しかったと話しながらも商業クラブに所属し、学生時代のみならず就職してからも資格を取るひたむきな彼女。
某銀行勤務を経験し、現在は材料の見積もり・発注などの在庫管理や会議資料の作成などの事務を担う。
入社したばかりでまだまだ初々しさが残る。
「人が少なく住みやすいところが好き。将来はくじらの見える場所でのんびり暮らしたい。」と愛らしい答えをくれた。


小嶋愛生さん。
湯沢南中学校、湯沢翔北高校と兄の背中を追った。
「生まれ育った馴染の町が好き」と話してくれる彼女。
コロナ真っただ中の高校時代は商業クラブ・写真部に所属していた。
今は会社の中枢となる総務を担当している。
タスクを達成することがやりがいに繋がっていると話す彼女の趣味は、ペットと戯れること。
犬・うさぎ・ハムスターと動物に囲まれた生活はさぞかし癒されるだろう。
将来は環境や平和に繋がるような活動がしてみたいと話す彼女が見るレンズ越しの #キリトリセカイ は、どんな風に広がっているのかが興味深い。
ときどき見せるユニークな感性が魅力的だった。

会社内を見学させてもらった。
工場を見るのはいつ何時もワクワクする。
さらには、私自身も前職で部品を取り扱っていたため非常に興味深かった。
この材料はどこから来て、どう使われ、どれくらいで完成し、どこに送られ、何に使われるのか。
そんなことをいちいち聞いてしまった。
担当上長を少々困らせてしまったようで、申し訳ない気持ちになった。

工場内の方たちはどの人も優しくあったかかった。
これが地方の企業のいいところだと感じた。
仕事とはいえ、東京にはない人の温もりを感じられる。

そんな企業で働く若手社員もきっと同じように成長していくのだと思うと、中小企業の良さというのを私自身がもっと知り、それをもっと発信する必要があると感じた。

今回訪問した企業…
㈱クツザワ
Instagram https://www.instagram.com/kutuzawa_corporation/

🎤高橋 真也さん
 平鹿中学校→湯沢翔北高校 出身
🎤長坂 響さん
 平鹿中学校→湯沢翔北高校→東洋学園大学 出身
🎤菅 桃奈さん
 雄勝中学校→湯沢翔北高校 出身
🎤小嶋 愛生さん
 湯沢南中→湯沢翔北高校 出身

2023年より秋田県横手市の中高生向けにzineを制作し、配布しています。その中のコーナーである『だからココ二住ンデイマス』では、横手市で働く先輩を紹介しています。note『だからここに住んでいます』は、紙面で紹介しきれなかった部分や私の主観も加え、『横手家に暮らすひとびと シーズン2』として連載していきます。

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