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「現場」のトイレ事情

東京消防庁が、活動中の隊員用の「トイレカー」を導入し、隊員の活動が円滑になったという記事である。

隊員さんの満足度が高いのは高そうなのは何よりだ。

駅係員のトイレ事情

わたしも駅勤務の頃は、この記事の話と同じように水分補給を最小限にして、暑い日も寒い日も、ホームに何時間も立ち続けたことがあった。

駅の職場では、交代要員が来ないことが間々ある。

ダイヤ乱れ時に人員のやりくりがつかなかったり、交替のために来ようとしていた係員が遺失物を拾得してしまったり(拾得した物件は絶対にポケットへ入れてはならず、速やかに事務所の保管場所へ置くことになっている)、身体の不自由な旅客が階段を下るのを介助していたりなど、理由は様々である。

真冬に、やっと交替してトイレに入ったら、手がかじかんでズボンをうまく下ろせなかったりする。

遺失物事務所でも、一人の旅客への対応時間が長くなると、トイレに行きたいのを延々我慢することになる。

こんな職場環境のおかげで、わたしは尿意を感じ始めてから3時間以上は排尿を我慢できるようになった。

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「遺失物事務所歳時記」「児童養護施設のドタバタ日記」ほか、生活の中で面白いと思った事を共有します。詳しくはプロフィール記事をご覧ください。

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