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自分で戦略を決めて、数字で管理する理由とは?

「コンサルタント養成講座」は、第8回まで終了。
第8回「福水戸家式コンサルティング 2」では、「事業戦略」と「営業戦略」について学びました。今回の内容は、私が苦手とする数字や計画策定・管理だったので、難しかった……。


うまくいかないのは、ぼんやりしているから?

起業したけれど、
「なんとなく、うまくいってないな……。」
ということがあると思います。

講師の磯部さんによると、うまくいかない原因はいろいろあるにしても、最終的な解決策は「事業戦略の見直し」になるのだとか。
つまり、経営理念やMVV(Mission、Vision、Value)-自分はどういう使命感(Mission)を持って、何を提供し(Value)、それによってどういう世界を目指すのか(Vision)-について見直し、今後の事業展開を構築し直す。そして、Visionが変わればValueも変わり、今後のサービス展開も変わってくるのです。

起業した人はもちろんですが、個人事業主も、経営理念をきちんと言語化することが必要なのです。磯部さんによると、経営理念を言語化することで、自分が何をすべきなのかが明らかになるため、売上も伸びるそうです。

個人事業主の場合、あまり「経営」という意識を持たない方もいるかもしれません。私自身がそうでした。
個人事業主も「経営」という考え方が必要不可欠であることを、この講座を受講して認識することができました。


売上を作るには、シミュレーションが大事

売上を作らなければ、経営が成り立ちません。
それには、売上を作って管理すること(=営業目標管理)が大事になります。何よりも、「いくら売上を作ったら、採算がとれるのか?」がわかっていないと、売上が上がらないそうです。

もちろん、営業活動をする時間も必要です。
営業は顧客リストにもとづいて行うので、情報発信をする、交流会に出るなどの、「顧客リスト作成」のためのマーケティングをする時間も必要となります。
「お客様をどういうペースで獲得して、売上を作っていくのか?」というシナリオを作ってシミュレーションをしていくことで、営業戦略・事業戦略が見えてくるそうです。


もちろん、お金の管理も大事

何よりも忘れてはならない大事なことが、お金の管理です。

起業であれ、フリーランスであれ、確定申告のために売上や経費を帳簿に記録していると思います。売上や経費の記録は最低限やらなくてはいけないことですが、それだけではダメ。契約をして、仕事をして、売上を確定させて、入金されて、収益を出さないと意味がないのです。
つまり、月ごとの目標金額を設定した上で、営業状況別に案件を管理し、売上を「見える化」していく必要があるのです。そして、案件は請求書単位で管理していきます。

なお、起業の場合、最初はキャッシュアウトが多いという赤字からスタートが多いのではないかと思いますが、これは、当たり前のことと考えた方が良いようです。
ただし、売上が推移して、どの時点で損益分岐点がくるのか、それまでのキャッシュアウトはどれくらいあるのかという資金計画を策定しておくことが大事になります。キャッシュアウトがいつまでも続くと、経営は成り立たないので……。個人事業主として生きていくこともできません。


講座を受講して得た学び

今回で全日程の2/3が終了。残りはあと4回となりました。
「コンサルタント養成講座」は、月2回の約3時間の講義と宿題で構成されていて、結構ハードです……。(私の場合、似たような講座の受講経験がないので、単純に比較はできないのですが……。)
そして、自分の課題が見つかったとしても、自分で原因や解決策を考えて、行動しないと何も変わりません。

講座を受講してきて、受講料以上の学びや気づきがあります。また、壁打ち的な個別面談(1時間×2回)で個人的な問題解決のヒントを得ることができるので、私自身は「価値>価格」の講座だと思っています。

この講座を受けたことで、自分がぼんやりしたままでフリーランスになって、戦略的なものを持たずにやっていたことに改めて気づかされました。自分自身、何となく気づいていたけれど、見て見ぬふりをしていたかもしれません。この講座の受講をきっかけにして、改善していきたいと思っています。
講座の宿題も未提出・再提出のものが多いので、そろそろ本気を出してやらなくては……。

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