不登校のその後②/珈琲係-石井

不登校シリーズが始まったので、また乗っかりたいと思います。

 小6で不登校になった息子は今高校2年生になりました。学校へは、1週間連続して休む時もあれば、毎日行く週もあります。それに対して何か思う事は、ほぼなくなりました。しんどそうな日は心配になりますが、逆に私が帰宅して、オンラインゲームしながら笑ってる日は、元気で良かった、と思えます。これ、不登校を経験してないと、恐らく腹が立つポイントだったと思います。その為の伏線だったならば、息子に軍配ありかもしれません。

 とにかく息子が不登校になった事により、私自身がアップデートできました。思考もシンプルになり、細かい事はごちゃごちゃ考えないようになり、すごく楽になりました。 多分世間体とか、凝り固まったステレオタイプに対して元々あった違和感を、自分の感覚を大事に研ぎ澄ましながら、取り払っていく訓練期間の様だったと思います。

 そして、塞ぎこんでいた時には、何もしたい事がない、ゲームとユーチューブしかやる気がない、と言っていた息子ですが、本来は自然の中に身を置くのが好きな子どもでした。 
最近では、船舶免許が欲しいとか、昆虫食に興味が出てきたり、幼少期に好きな事が形を変えて現れてきました。閉じていた蓋が開いたように。 
そして、その興味は曖昧さがなくなって、形を捉え始めたようにも見えます。
 子どもの声を尊重していきたい、と思えて、なんだか清々しい気分になってきた頃、10歳離れたまだ小学1年生の娘が、「学校やめたい」と言い出しました。

え?
さてさて、どうなる事やら(笑)

 

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