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介護者にとって人生の豊かさとは何か?

介護が大変、介護が辛い、しんどいという相談が多く、noteに想いを書き留めています。
今回は、介護者にとって人生の豊かさとは何か?をお伝えしたいと思います。

自分の豊かさを考える

どんな人生が豊かであるか?
それは、人それぞれ違い、正解がないことは言うまでもありません。
まずは、自分にとっての豊かさをどこで感じるか?を考えてみることから始まります。

私にとっての豊かさ

私の最近について、少しお伝えします。
もともと、登山やガーデニングが好きで出かけることが多かったです。コロナで出かけることが少なかったですが、最近では規制も緩和され、外に出ることも増えてきました。

先日、私にとっての豊かさは何かを考えながら雲や山の多い場所に身を置いて考えていました。
そこで気づいた、やっぱり自然が好きということ。
木の匂い、風の香り、揺らぐ音。
私は、とても落ち着きます。
そこで、もっと自然と溶け込むためにはどうすればいいか?を考えていました。

そんな時、色々なご縁で家庭菜園を昨年から本格的に始めました。
なぜ家庭菜園なのか?
それは、自分で農作物を作れるスキルが欲しかったことと、先人達の知恵を学びたいと思ったからです。
さらに、物価高騰も重なり、買わずに作る自然のものだけの肥料で育てる自然菜園を目指したいと思うようになり、ついに畑を先日借りました。

看護の仕事では、自分の体を酷使して今までそれが当たり前で働いてきました。
さらにコロナになり、より過酷な労働でコロナ禍の3年間は働き詰め。
勢いと持ち前の体力で乗り越えましたが、ふと立ち止まった時にこの働き方でいいのか?と思い、人生の見直しが始まりました。

生活のために働くことも大切ですが、人生を豊かにするために時間を費やすことも忘れてはいけません。

世界のどこかで、さまざまな危機に直面しています。
戦争や災害が人ごとではなく、日本で同じことが起こる日も近いかもしれません。
環境の変化が地球に及ぼす影響は計り知れず、人間が自然破壊をしているのも間違いありません。
自分が今、できることを考えた結果、環境に配慮して自然と共存していく。
これが、私の人生を豊かにすることだと気づき、生活をするようになりました。

介護で気づく豊かさ

コロナがなければ、これは考えられなかったことです。
介護をされている方にとっての人生の豊かさはどんなことでしょうか?
私がコロナで色々と気づいたのと同じように、家族であろうとも、他者との深い関わりで知り得ることや学べること、気づくことはたくさんあるのではないでしょうか。

ぜひ、ご自身の人生の豊かさとじっくり向き合い、どんなことかを考えてみてください。
その豊かさに気づけると、より充実した介護や頑張りすぎない介護とは何か?道筋が見えてくると思います。

そして私の発信から、少しでも豊かに介護者の方が関わっていただければと願っています。


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