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御礼 京都「逆のものさし講」in大阪、京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪、有難うございました!

7月30日、
京都「逆のものさし講」in大阪でご一緒させていただきました皆様、
京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪にご参加いただきました皆様、
御礼遅くなりましたが、有難うございました。

「逆のものさし講」の学舎のもと、
皆さんとお会いし語り合う、その切磋琢磨の機会に、いつも心が奮い立ちます。

大阪逆もの講では、最初に聴講生全員による近況報告があります。

それから、一人聴講生による研究発表が続きます。今回の発表は“教育の未来”について。“教育の未来”の青写真を、熱血に語っていただきました。

その後に「逆のものさし講」清水代表のお話、その聴講生の語られた“教育の未来”に、清水代表はアンチテーゼを投げ掛けられました。

「理論で考えて“どう教育したらいいのか”ではなく、“子供たちが可愛くてしょうがない”という溢れる情動からの教育を」

そのアンチテーゼを、以前の学んだことから掘り返しててみると、以下のようなことだと思います。

【知・情・意】
人間の根本にある精神作用で、
知(知識)・情(情緒)・意(意思)ですが、

人間は何かに出会い触れ、情(情緒)が動くと、好奇心(知識を求める気持)が強まったり、またやる気・意欲(意思)が湧いてきます。

教育の現場などで、“どういう教育をしたらいいのか” ではなく、情(情緒)を豊かにすることに眼目をおくことが先決。

教育を受ける方も、教育を施す方も、情(情緒)を中心におく。

子どもの教育で言えば、知識を詰め込む『知』を先にするのではなく、“何だろう?何故なんだろう?” それを知ることのおもしろさの発見、”おもしろい!”と情が動く教育。

また、教師の立場なら、“子ども達が可愛くてしょうがない”、そんな溢れる想いから出る教育。

情(情緒)を中心とすることが、何においても大事なスタート地点ですが、残念ながら現代の日本人は、大人も子供も、情緒の生育が立ち後れています。

古よりの伝承伝達の伝統・文化や、
自身の体験と自身の内省や、
縦糸の読書(時代が変わっても変わらない大事なこと)で、
そうしたことで培われる『情緒』。

日本人の中心に『情緒』を豊かに育むことが、本来の教育であり、今、日本全体に必要なことではないかと、切に強く思います。

その日本人の根源的な『情緒』、「逆のものさし人参畑塾」では、今回は『情緒』を深く考える会になりました。

「逆のものさし講」選定本
『読んでおきたい日本の「宗教書」ー日本人の生き方を考える12冊』をテーマ本として語り合いました。
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=169551468

12冊の「宗教書」とありますが、「宗」とは宇宙をいい、「宗教」とは宇宙の教え・理(ことわり)をいいます。

古事記
万葉集
歎異抄
神皇正統記
夜明け前
大西郷遺訓
代表的日本人
武士道
茶の本
日本的霊性
英霊の聲
「空気」の研究

これらの本に代表されるように、遥か古より先人たちが伝承伝達してこられた日本人の『情緒』、

日本人の情緒を織りなすこの12冊、日本の伝統・文化の、鮮やかな彩りに目を見開き、豊かな香りに鼻腔が膨らみました。

少しづつ私の心に、先人たちが伝える『情緒』が映り込んできています。人参畑塾に参加された方からも、そんな声をお聞きしました。

次回、京都「逆のものさし講演」in大阪、京都「逆のものさし人参畑塾」in大阪は、9月24日(土)となります。

【行程予定】9月24日(土) 大阪

逆のものさし人参畑塾
12:30~14:30(肥後橋近く)

岡本太郎展
15:00~16:30(中之島美術館)

とんこつラーメン丸豚
17:00~18:00(心斎橋)

逆のものさし講(心斎橋)
18:10~21:30
https://facebook.com/events/s/%E7%AC%AC%EF%BC%94%EF%BC%98%E5%9B%9E%E9%80%86%E3%81%AE%E3%82%82%E3%81%AE%E3%81%95%E3%81%97%E8%AC%9B%E4%BA%AC%E9%83%BD%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A%E5%A4%A7%E9%98%AA%E9%96%8B%E5%82%AC/607360450906736/

【逆のものさし講とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を歴史先人から学ぶ“縦糸の読書”を師とする勉強会。
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=154570292

【“縦糸の読書”のお求めは「読書のすすめ」から】
https://dokusume.shop-pro.jp/

「強くなる本」 岡本太郎著
https://dokusume.shop-pro.jp/?pid=168903374

【逆のものさし人参畑塾とは】
時代が変わっても変わらない人間の生き方を、歴史先人から学ぶ“縦糸の読書”を通して、本質を学び今に活かし後世へ伝える勉強会。
明治の福岡の女医 高場乱(たかばおさむ)が、薬用人参畑の中で興した塾で、西郷隆盛の精神を継ぐ頭山満ら玄洋社を育てた。私利私欲に偏らず仁を成す「殺身成仁」、他にぶら下がらない「天下一人を以て興れ」、その精神を伝えていきたい。
https://note.com/tsubaki3103/m/mdb300ef0c5dc


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