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#2 「わたし」のあるとき

さっきコンビニに行った話。マスクと財布と鍵だけ持って、無印のサンダルを履く。エレベーターに乗り込んで、鏡と対面。

  髪、ボサボサだなあ。いいぞ!

なんて思いながら自分を眺める。オーバーサイズめの紫のTシャツに、紺色のハーフパンツ。起きたときと同じ格好。

  ブラジャーはしないよな。普通だよな、うん。

って自分と対話。『1階です。ドアが開きます。』

  さあさあ、コンビニー!

とルンルンしながらマンションを出て、駐車場をはさんでお隣のセブンに入る。韓国発のハニーバターチップとセブンのカフェラテ・エスプレッソビターを手に取り、アイスコーナーまでやってきて、アイスのオールスターたちを見物。彼氏の友だちが白くまアイスがどれほどおいしいかを語っていたことを思い出し、ひとつ連れて帰ってあげることにした。レジでお金を機械に投入していると、店員さんがおしぼりとスプーンをレジ袋ではない袋に入れているのが見えて、

  しまった!?やられた、、、

と思い、お会計終了。次にアイスを買う時には、「何もいらないです!」って先手を打たねば、と心に決めてコンビニから出る。

帰ってきて、ハニーバターチップの袋を勢いよく開けてバクバク食べる。ポテチ自体はカルビーのポテチだな、という感じで。なんか、物足りない。もっと厚みがあって堅めなのを期待していたのに・・・(なぜそんな期待を?)

パパからLINE。
「「買い物して帰るよー。何かいる?」」
「クロワッサン!」
と返信した。

  さてと、曲探索の時間にしますか!

ぐっちゃぐちゃの机の上からイヤフォンをとって、iPhoneに差し込む。Appleの付属の有線イヤフォン、優秀すぎて、もう一生ついていきたい。Airpods Proなんて贅沢なものを使っていた自分、今となっては
なんかださいとすら思える、、、。今日聞いたのはこちら、

BIRDSONGS, Vol.2 / Baird

1曲目「BITE」冒頭の言葉、めちゃ響きがかっこいい「Baltimore Orioles」なにかと思ったらアメリカの野球チームの名前だった。とりあえず言い方がいい、まずは聞いてみて。聴き始めたら、いつの間にかアルバムが終わってしまうよ、7曲あって全部で16分。2曲目はなんだろうなあ、空が明るく晴れていて、自分は木漏れ日の中で夢うつつしているときに、気持ちのいい風が吹いているような感じだよ〜。でもChasing Deerしてるらしい、鹿追いかけるの、こんなチルいのかな。もしかしたら夢の中で追いかけているのかもな〜。Belugaはちなみにシロイルカ。Lo Que TuvimosはGoogle翻訳にかけたら「私たちがもっていたもの」だったよ。最後のエチュードは、すーーーっと聞いていられる音色だったあ。

あいだ / m/lue.

ジャケットの彼女の瞳がいいなと思って、聴いてみた。「夢だった」の最初の声を聞いたとき、意外と可愛い系の声!と思った。「夢だった 夢だった」幸せだった場面が、頭の中でつぎつぎと浮かんだ。心も体も満たされる場所にいる私。「繊細世界」の詞もとても好きだった。「考えすぎてないか」「受け止めすぎてないか」「この世界 繊細に 生きてりゃいいんだよ」この人はやさしい。3曲目、水の音とピアノが降ってくるような音。どこにいるんだろうなあ。海にいるのかあ、と4曲目。この人が響いてくれていたら、自分の見えている世界がどこまでも澄んでいくような気がした。自律したやさしさを纏っていて、さみしさを掬うように胸に抱えていて、目を閉じたらふわぁ〜と広がる白い世界へと招いてくれる、そんなアルバムでした。

どちらもとっっっっってもよかった。エスプレッソビターは飲み終わってしまったよ。はやく今日聞いたアルバムから曲選んで、新しいプレイリスト作りたいな〜

morning洞爺湖カヌーw/soul mate

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