良くも悪くもあまり記憶に残りませんでした！　～ マジックオペラ 愛が世界を救います（ただし屁が出ます） ～

加速をつける暗いニュースにゲンナリしつつも、足取りは軽くＰＡＲＣＯ劇場へ「マジックオペラ 愛が世界を救います（ただし屁が出ます）」の観劇へ出掛けました。

２０代位から中年層、壮年層と男女もまんべんなくといった客層に、クドカンさんファン層の広さを感じます。

座席に「とある重要アイテム」が置かれていて、「懐かしい！！」とニヤっとしてしまいました。

今回は大好きな藤井隆さん出演と耳にしての、チケットポチリです。

２０５５年の荒廃した渋谷が舞台。

特殊能力を持つ子供たちが「愛で世界を救います」。

マジックオペラとありますが、オペラかどうかは置いといて、要所要所で歌って踊って演奏します。

のんさんは前回観劇した「シブヤデアイマショウ」でも、歌って演奏しての大活躍。自分はテレビは殆んど見ないのですが、たまたま「あまちゃん」を最終回とその前の２回だけ見た時と変わらずの可愛らしさに驚きます。

何といっても前から５列目だけに、見える、見える、よく見える！！

藤井さんは最初っから期待通りに飛ばしてくれる、はっちゃけ具合。

そして、ラジオ「アクション」で面白い人だなぁと思っていた伊勢志摩さんが、八面六臂の大活躍！

パルコのホームページでお顔を初めて拝見しましたが、舞台の伊勢志摩さん・・・素敵過ぎで「映えっぷり」に震えました。

荒川良々さんの看板娘？のエキセントリックさが物凄く自分にはツボで、料理屋さんのシーンがおかしくて仕方なかったです。

主役の村上虹郎さんが一番体質的に残念なはずですが、途中からは「まあ、仕方ない、なるよ、出る出る」と納得したり。

序盤はのんさんと村上さんとの出会いと可愛いカップル？的な展開と、のんさんの思いの伝え方の特殊能力がスパーク。

歌って演奏も出来るってことで、藤井さん演じる「ノーマルな人」の画策する大会の出演に向けて、のんさんのおじいさん（クドカンさん）きっかけで「曰くつきの曲」を引っ提げて参戦となります。

おじいさんの若き日の回想シーンの伊勢志摩さんに痺れます♪

徐々に「ノーマルな人」が一番・・・といった展開で、ラストへ突き進んで行きます。

途中のスペシャル映像ゲストが、実は一番笑いました。

スペシャルゲストと藤井さんの仲良し具合と安定感。

笑えない人はきっと心が傷付き過ぎていると思います。

ぜひ、スペシャルゲストのＹｏｕｔｕｂｅチャンネルをオススメします。

舞台中で藤井さんの丁寧な説明による「とある重要アイテム」を客席のみんなで使用するシーンなどは、今の世の中のスタンダードとなってしまった「会うな・集まるな・話すな」へのささやか（人数は数百人規模だけど）な抵抗を感じました。

馬鹿々々しいことをみんなで大真面目にやろうぜ！！ってな感じで。

色々と書いて見ましたが、思い切った感想。

「良くも悪くも、あまり何も覚えていない。」

伊勢志摩さん、小柄でも溢れる存在感で他の演者さんを圧倒されていたように思います♪

一体感のある馬鹿々々しさは、とても爽快でした！

お土産、どんな瞬間に使おうかな～