憧れと裏切りと満足と。
去年の夏。
会社の決算がありまして、そのドサクサで掃除機を買い換えようと画策しておりました(自分への物品ボーナス、ホントはお金が良い 悲)。
しかし、会計士の先生より「買い換えは決算確定後まで持ち越し」とショックな宣告を受けて買えず。決算が終わってからは「年末年始の特価を狙う」で年末まで待っていましたが何となく買いそびれ、「3月の家電量販店の決算セールに焦点」としていましたが、それも逃しました。
気が抜けて面倒になっていたのかもしれません。
しかし、ちょいちょい家電量販店へ出掛ける用事がある度に、掃除機コーナーで佇んではマキタのラインナップをしげしげと眺めておりました。
なのに、なのに、視界に入り込んでくるのはオシャレなデザインと弾んだお値段の「ダイソン」。
メジャーアンチな会計士の先生の神経を何故か逆なでして止まない「ダイソン」。
「ちょっと触れてみようかしら。触れるのはタダだし・・」
動物と一緒で触れたらいけない、情が移るのです。
(さんざんマキタを触っていたことはヒミツ)
デザインもシャレオツで軽量、お布団掃除機アタッチメントもアリ。
マキタもとても良いのですが1点だけ気になるところがあったのです。
・ 吸い込み口部分にローラーが無い。
カーペットをコロコロしながら髪や糸くずを絡みとってくれる機能が無いのです。
恐らくそれは「吸引力」で全てカバーするということが前提と思われます。
でも「何となく(クリスタルって付けたくなる)欲しい機能」なのです。
お布団掃除機アタッチメント無しもマイナスポイント。
他社メーカーの汎用品で有るらしいのですが、如何せん純正品では無いので「イマイチ」の可能性も捨てきれず・・。
モジモジしている自分の横を通る店員さんを捕まえて、まずはひとつだけ妙に特価となっている機種について聞いてみます。
「これは廃番品になるため特価」とのこと。
廃番・・・、安いけど響きが悪いです。保証期間内で壊れて保証が効いたとしても「やはり廃番だから・・」の思いが付きまとうに違いありません。
次のお安い価格のものは廃番では無いと確認。お布団掃除機アタッチメントが付いているかを執拗に確認すると付属しているとのこと。さらにスイッチがボタン式であることを確認。トリガータイプだと握力が持たない(自分のバッテリー弱め)ため重要。
立てかけスタンドが純正品と廉価品だと倍の価格差があり、ここは大目に見ても・・っと、マキタ(&会計士の先生)を裏切って、ダイソンを購入決定!!
古い掃除機は無償で交換時にお引き取りもして頂ける上に、立てかけスタンドがダイソンと同時購入だと10%引きとのことで、つい「まぁっ♥」と吐息が漏れてしまいました。
そして、先日、ダイソンちゃんがやってきて、約20年自分の部屋や事務所の掃除も頑張ってくれた掃除機ちゃんが旅立ちました、ありがとうねぇぇ!!
立てかけスタンド組立時に、両手の親指の付け根の皮膚を挟み込み腫れあがるアクシデントを乗り越えてとうとうセレブアイテムが我が住人となりました。
充電して満足し、ほったらかしにしての4日目の本日。
とうとう、お布団を吸引し、テーブルなどそこら辺を掃除してみました。
ダイソン持ちの友人が「モーターが超うるせー」とプリプリしていましたが、思ったよりもずっと静かです。
そして「そこら辺」が相当ホコリにまみれていた真実に震えます。
これからはハンディタイプ仕様を使い「そこら辺」をマメに吸わせて行こうと思います。
そして、会計士の先生へ決算時にバレ無いように、掃除機については無口で生きて行こうと思います。
いやぁ、新しい家電って嬉しいですね♪
トップ画は全然関係無い、3週間くらい前の目黒川の桜です。
今年は三年ぶりに夜店出店可能となったそうで、怒涛の人出でした。
中目黒駅の交通整理のおじさんが殺気立っていて怖かったです。
空いているところを狙って、1枚だけ撮って素早く去りました。
やっぱり観光名所は行って見たいですよね、わかります、わかります。
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