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重い話に御座います。


先日、知人と会いました。

ちょっとしたことがあり、自分からは連絡をしなくなっていたのですが、数週間前からちょこちょこと連絡があり、何でまた?と思っていました。

そのちょこちょことした連絡の内容は、自分の好きな出来事についてのプチ情報をくれるといったことでしたが、好きなことだけに残念ながら既知情報であり、何とも微妙な気持ちに。

気を引かせるようなことをするのは何じゃろか?と訝しんでいたところ、どうも心の病により休職していたらしいことがわかりました。

それは大変なことだと理解していますが、「ちょっとしたこと」が実は塵も積もれば山となる状態であって、連絡をしなくなっていた事情もあり、困った時だけ頼られても、当方ちと困る。。と思っていました。

それでも、そう言ったことをあまり人に話すタイプでも無さそうなので、ちょいと話だけでも聞いてみるとしようかなっと。

役に立てない可能性ほぼ100%ではありますが・・・。

そして、週末に少し会いました。

話によると、知人はひき逃げに遭ってしまったそうで、そこで身体を痛めてしまったことが原因で、体力的な仕事をされているため、仕事にもやや支障を生じていた様子。

そこが引き金で精神的に参ってしまい、お医者さんから約二か月の休養指示が出て休業しているとのことでした。

ちょうどぼちぼち今ぐらいが二か月超えで、仕事に復帰するかしないか位っぽいのですが、もう今の仕事はしんどいと。

前から少しずつ会社に対して色々あったことは聞いていましたが、今回会って聞いた感じでは、厭世観バリバリ位に嫌気が指しているようで、元気な時とは打って変わった様子。

余り誰とも話をしないで部屋にいるようなので、会話の呂律も若干怪しく、さらに夜に眠れないので、出来るだけ飲みたくないけど、睡眠導入剤を使っていると。

自分は転職の斡旋も出来ないし、話を聞くしか出来ませんが、多少息抜きと気分転換になったようで、何回も「気分転換が出来て本当に良かった」と言われました。

ただ、自分にはこれ以上は何か出来ることも無いし、知人の元気な時の「ちょっとしたこと」もあり、何とも微妙な気持ちです。

もちろん、気力体力も戻って、仕事に元気に復帰出来たら一番ですが、実は療養が二回目だったりもあり、厳しいのかなぁと思ってみたり。

例のアレから特に表出してきた、こういった気持ちの持って行き方問題。

自分は専門家でも何でも無いので、ちょっと外に一緒に出る位が出来ることの関の山です。


色々な方のnoteを読んでいると、辛くても何とか前に進もうとしていたり、周りの方が支えてくれていたり、見守るような一緒に並走するような、そんな誰かがいてくれることで、少しずつ前向きな気持ちを持とうとされているように思います。


自分は知人に対して「ちょっとしたこと」の引っかかりを取っ払うことが正直出来ていません。

知人から「気分転換が出来て本当に良かった」と言われ、それは良かったと思いますが、それ以上に支えたりは出来ないと思っていることも正直なところです。

とても微妙で悶々としています。

会わない方が良かったかと思う反面、会った時より別れる時の知人の表情が少し穏やかになっているのを見ると、本当に微妙な気持ちになります。


まあ、少し落ち着けたんだったら、良いんでしょうね。

取り敢えず、そう思うことにします。


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