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【必読の書】「これでいい」と心から思える生き方の重要ポイント④

この本の第一章に書かれてる文を
紹介させていただきたいと思います。

自分の気持ちを抑えて、
相手の気持ちばかりを優先する人は、
子どものころから「よい子」だったケースが多いようです。
加藤諦三さんが著書『人生の悲劇は「よい子」に始まる』の中で、
「親の期待に応えようと頑張る『よい子』は、
大人になってからも他人の期待に応えようとしてしまい、
『自分がない人』になってしまう」ということを指摘されています。

さらに加藤さんは「よい子」について次のように述べています。
「手のかからない、反抗しない子は、未成熟な親や支配的な親、
自己中心的な親にとっては、素直なよい子に思える」
「心を病む人というのは、子供の頃『よい子』であった人が多い」

加藤さんの指摘する「よい子」とは、
親に対して従順な子であり、聞き分けのよい子です。
そして、そのような子は、自分の欲求や感情を
大切にできない子でもあり、精神的に脆いのです。
そのような子が大人になって自分を取り戻すためには、
自分の欲求や感情に気づき、
それを大切にしていく練習をしていく必要があるのです。

「これでいい」と心から思える生き方 第一章

「よい子」というのは自分の感情を閉じ込めてでも
親の言う通り(望み通り)にしてしまうもので、
閉じ込めた感情が知らず知らずのうちに心の傷となり、
大人になってから事あるごとに再沸騰し、
暴走する原因になってしまいます。
人格が形成される時期というのはすごく重要で、
下手すると人格に邪気発生源や悪神が入ってしまいます。

両親・祖父母というのは「〇〇さん家の子は・・・」
と言って何かと比較したがります。
それを聞いた子供は感情を閉じ込めて「よい子」を演じるか
比較して遠回しにダメ出しされたことで自己卑下してしまい、
深い深い心の傷を負ってしまいます。
そしてそれが大人になって事あるごとにスイッチが入って
暴走する原因になってしまいます。
少しでも内なる悪神が刺激されてしまうと
暴走モードに切り換わって収拾がつかなくなる人がいますね。

私も子供の頃、両親が他前で私のことを
「うちの息子はどうしようもないバカで・・・」
と当たり前のように言ってました。
私は「バカなら何をやってもいい」と思って
他人様に迷惑をかけることが多かったです。
先生にも暴言を吐いてました。
今となってはもっともっと先生を追い込んでおけばよかったと思ってます。(教員は生徒の健康や安全など全く考えないので。
学校でのワクチン接種には断固反対すべきなのに)

自己受容できるようになって、
ようやく他者受容することもできるようになります。
自己受容と他者受容、どちらも重要です。

自己受容に関しては”「これでいい」と思える生き方”と
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
の2冊だけで事足ります。

より生きやすい道を選択したい方は
自己受容・他者受容・足るを知る
この3つを重視してください。

自己受容・他者受容を深く掘り下げると
老子の『足るを知る』という言葉に辿り着きます。
深く掘り下げて理解を深めたい方は
是非、老子・荘子に関する本を読んでみてください。

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