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【必読の書】「これでいい」と心から思える生き方の重要ポイント⑦

この本の第一章に書かれてる文を
紹介させていただきたいと思います。

自分と他者の間の境界線が曖昧な人は、
「この誘いを断ったら、相手はがっかりするか、
不機嫌になるだろう。それを避けるためには、
自分の気持ちを抑えて誘いを受けるしかない」
といったぐあいに、
相手の感情の責任を自分が引き受けてしまいます。

「これでいい」と心から思える生き方 第一章

このような考え方をしていると
他人軸(邪気発生源)になってしまいます。

本来、相手のがっかりや不機嫌は相手側の問題であり、
こちら側が責任を負うことではありません。
しかし、境界が曖昧だとそこを混同してしまうのです。

「これでいい」と心から思える生き方 第一章

他者の感情の責任を負わなければいけないという風潮・・・
ドラマによる洗脳でしょうか!?

テレビを表す英単語は複数ありますが、
最もわかりやすい単語がこの2つだと思います。

idiot box
boob tube

英語教材の大御所、アルクのサイトでは
このように解説されています。

boob tube

テレビの俗称。ばかな人(boob)が見るものとしてのテレビ。

idiot

1.〈話〉ばか、あほ、間抜け、雑魚〔取るに足りない人〕

2.〈古〉白痴〔差別語〕◆主に20世紀前半に使われた心理学用語。
侮蔑的意味合いがあり偏見につながるため、
専門用語としては使われなくなった。
おおむね最重度知的障害者に当たる。

テレビなんてものは洗脳するための機械です。
ドラマはサッカーに例えるとW杯優勝国のレギュラー選手の
ストライカーの一人といったところでしょう。

ドラマなんかに情を入れてはいけません。
情を入れること=悪魔術です。
他者の感情は絶対に立ち入ってはいけない不可侵領域なのです。

そして、相手の感情に奉仕することをくり返していると、
困ったことに、相手から
「この人は私の誘いや頼みごとを断らない人だ」
と期待されるようになり、その結果、
「周りの人たちは、なぜ私にばかり頼みごとをしてくるのだろう」
とか、「どうして私は、人からよく便利使いされてしまうのだろう」
などと嘆くことになってしまいがちです。

「これでいい」と心から思える生き方 第一章

このような使い方をされる人というのは
相手の期待を下回るようになるとだんだん見向きもされなくなり、
最後に捨てられてしまうものです。
もちろん、メンタルブロックにもなって、
以後、事ある毎に発動するようになってしまいます。

それから、自分と他者の間に境界線を引けない人は、
他者が自分の人生に侵入してくるのをゆるしてしまうわけですが、
同時に、他者の境界線を破って、
他者の人生に侵入してしまう傾向も持っています。

たとえば外では他人に対して「ノー」と言うことができない人が、
家では自分の子どもに対して過干渉になったりします。
具体的には、子どもが秘密を持つことをゆるせなかったり、
子どもの友達づきあいのやり方に口を出したり、
子どもの進路について過度に干渉したりして、
子どもが「ノー」と言うと不機嫌になったりするのです。

「これでいい」と心から思える生き方 第一章

このようなタイプの人は自己肯定感(邪気発生源)
を重視するようになってしまいます。
自己受容・他者受容とは真逆の方向へと突っ走り、
そのうち自分の息子・娘などを使って
インチキ自己肯定するようになってしまいます。

本当に本に書かれていることが正しいのなら
世の中に存在する自己肯定感に関する本は
たった1~2冊で十分なんです。
しかし、本屋に行くと自己肯定感はバブル状態で
何十冊も並んでいると思います。
全く役に立たないからそんなに並んでいるんです。

自己肯定感がバブル状態である一方、
自己受容に関する本はほとんど出てないと思います。

昨年、ヤバい人(スピリチュアルYouTuber)が書いた
自己受容の本がありますが、絶対に読まないでください。
自己受容できてない人が書いた本は有害無益なので。

自己受容に関しては”「これでいい」と思える生き方”と
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
の2冊だけで事足ります。

より生きやすい道を選択したい方は
自己受容・他者受容・足るを知る
この3つを重視してください。

自己受容・他者受容を深く掘り下げると
老子の『足るを知る』という言葉に辿り着きます。
深く掘り下げて理解を深めたい方は
是非、老子・荘子に関する本を読んでみてください。

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