見出し画像

必要な「愛のムチ」なんて、ありません。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか
は恋愛のヤバさや自己受容の大切さを認識するために最適な本です。
この本の中で重要だと思った部分を紹介させていただきたいと思います。

恋と愛って、どうちがうの?

恋愛で苦しんでいる人には、もうひとつ特徴があります。それは「恋」と「愛」の区別がついていないということです。

恋愛とは文字どおり「恋」と「愛」という2つの要素からできています。ところが、それは「恋愛」というコインの表に「恋」、裏に「愛」と書いてあるようなもの。その2つはまったく逆の「心の動き」なのです。

恋とは、なんでしょう?「恋する」とは「相手を求め、自分のものにしたがる」こと。つまり恋とは、「欲望」です。

では、愛とは、なんでしょう?「愛する」ということは「相手を肯定する」ことです。つまり相手が存在していることを、心から「いい」と受け止めることです。あなた自身の損得勘定とは関係なしに。ただ、それだけです

「他の人にとられるくらいなら、殺してしまいたい、不幸になればいい」と思うのは恋です。そして、それは愛ではありません。

恋と愛の両方の感情があるから「恋愛」なのだと言うこともできます。そして「恋したこと」が「愛すること」のキッカケになることもあるでしょう。でも「自分で自分のことを嫌いな人」「自分自身を受け入れていない人」には、恋した相手を愛することも、愛せるような相手に恋することも、なかなかできないのです。

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか

”恋愛”というものが邪気発生源であるというのも納得ですね。

本文に「相手を肯定する」という表現がありましたが、
「相手を受容する」という言葉に置き換えるとしっくりくると思います。

相手を受容する=他者受容ということです。

それから恋とは、「欲望」という部分も重要だと思います。

恋愛成就=欲望成就ということなので、
恋愛カウンセラー・占い師・友達など
恋愛を後押しする人は悪神に憑依されてしまいます。
そして悪霊が実働部隊として行動するため、
途中までは上手く行くように見えますが、
最終的には悲惨な結果となってしまいます。
上げて上げて上げて上げて最後に一気に落とす・・・
遊園地のアトラクションと同じですね。

自己受容できない人は何をやっても
長期的に上手くいかないので
自己受容できるようになるしかありません。

自己受容できるようになって、
ようやく他者受容することもできるようになります。
自己受容と他者受容、どちらも重要です。

自己受容に関しては”「これでいい」と思える生き方”と
”なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか”
の2冊だけで事足ります。

より生きやすい道を選択したい方は
自己受容・他者受容・足るを知る
この3つを重視してください。

自己受容・他者受容を深く掘り下げると
老子の『足るを知る』という言葉に辿り着きます。
深く掘り下げて理解を深めたい方は
是非、老子・荘子に関する本を読んでみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?