日仏のワクチン開発の相違

慶応大岡野先生の講演を聞いていたら、日仏のワクチン開発の相違を語っていた。日本は、一例でも有害事象が出るとストップする。フランスは、有害事象について、統計学的処理を行い、利益衡量をする。これだとワクチン開発は日本ではできないことになる。日本人はどうしても統計学的な話に弱い。ここをどうにかしないと発展しない。

ところで、ワクチンについて製薬会社にお金を出してもらうという話が出てきた。日本ではもうからないので無理。感染症医薬も儲かりません。ここをどうするか、真剣に考えないと、日本ではいい薬はできないことになります。

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