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ライフスタイルを見直そうとした話 ~自分時間の見つけ方~

私は今年6月までベトナムで駐在員として働いていました。
当時はオフィスが近く、残業も少なかったので自分時間が取れていました。
しかし日本で働き始めてから、そうもいかない現実に直面しています。

残業ありきで割り振られる仕事、会社まで片道1時間弱の電車通勤…
日々の忙しさに追われ、自分の時間が取れていないことに気づきました。

そこで、どうにか時間を有効活用したいと考え、この本を読みました。
(アフィリエイトではないのでご安心を。笑)

この本では「仕事」「プライベート」「予定法」「習慣術」…などの観点から、時間を有効活用するための戦術が87個紹介されています

正直、全ての戦術が試したいと思うものではありませんでしたが、参考になりそうなものもあったので、いくつか紹介させて頂きたいと思います。

前提:メイクタイムの仕組みを理解する

この本曰く、時間を有効活用するには、以下の4ステップを繰り返すことが必要です。

・その日に優先する「ハイライト」を1つ決める
・特別な戦術を使ってハイライトに「レーザー光線のように集中」し続ける
・時間と注意力を1日中コントロールするために「エネルギー」を蓄える
・1日を振り返って簡単な「メモ」をとる

私はこれを「全てを完璧にこなすのではなく、その日に最もやりたいこと・大事なことを決め、そこに時間とエネルギーを注ぐこと」と捉えています。
私は「1日の予定を全て完璧にこなさないと!」と考えてしまう癖があるため、まずは発想を変えることが必要だと感じました。

参考になりそうな戦術

ここからは、私なりに参考になった戦術をいくつか紹介します。
面白そうだと思うものがあれば、取り入れてみて頂ければと思います。
些細なことですが、効果的なものもあります。

戦術3 「優先順位」を明確にする

「私が大切にしたいものって何だろう?」

この質問に答えられなかったら、試して欲しい戦術です。
以下のステップで自分の中の優先順位を洗い出してみて下さい。

STEP 1:大事なテーマをリストアップする
STEP 2:そのかなで「いちばん大事なこと」を選ぶ
STEP 3:「2、3、4、5番めに大事なこと」を選ぶ
STEP 4:「優先順位順」に書き直す
STEP 5:いちばんを丸で囲む
STEP 6:リストを「毎日のハイライト選び」に役立てる

自分に「私は何がしたいの?」と問いかけたらクリアに答えられなかったので、この戦術を実践してみました。その結果、「家族」「スキルアップ」「仕事」の優先順位が高いことに気づき、毎日の時間配分を改めることに繋がりました。

戦術13 1日をデザインする

予測可能なスケジュールを1時間刻み、ときには1分刻みで立て、1日1日をデザインするという戦術です。

私もこの戦術を見習い、毎日のスケジュールを時間刻みで立て、印刷して常に持ち歩いています。これにより、全体を俯瞰できるだけでなく、頻繁に行っていたメールチェックなど不要な行動の見直しにも繋がり、仕事が効率化されました。

戦術19 「通知」をオフにする

通知から(ほぼ)解放される手順
1.スマホの設定を開き、通知機能を利用できるアプリの一覧を探し、一つひとつ「オフ」にする。
2.カレンダーのリマインド機能やショートメッセージ(SMS)の着信など、本当に重要で役に立つと思えるものだけを残す。
3.メールとチャットアプリ(LINEなど)の着信通知は必ずオフにする。(中略)
4.新たに入れたアプリが「通知を許可しますか?」と聞いてきたら、必ず「いいえ」と答える。
5.48時間か1週間試して様子を見る。

私はこの戦術を半分くらい参考にし、仕事で使うSNSとメール以外の通知をオフにしています。その結果、FacebookやInstagramなどの通知が来なくなり、スマホを見る頻度が減りました。これらの通知オフにしたことで困ったことは今のところありません。

戦術56 「ひと呼吸」を意識する

ひと呼吸の身体感覚に注意を払おう。
1.鼻から息を吸って、空気が肺を満たす感覚に意識を集中する。
2.口から息を吐いて、体がゆるむ感覚を意識する。

私はトラブルなどが起きるとパニックになりやすいタイプで、そんな時は、気を落ち着かせるためにスマホに逃げ込む癖があります。

この戦術を参考にトラブルで動揺しそうな時は深呼吸を意識することにしました。その結果、小さいトラブルならテンパらず立ち向かえるようになりました。(大きいものは今でも無理です…笑)

こんな人にオススメの本です

私に限らず「自分の時間を作りたいけど、どうしたら良いか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

そんな方にオススメの本です。

この本で悩みが全てスッキリするわけではないですが、考え方を変える「きっかけ」を与えてくれると思います。

興味があれば読んでみて頂ければと思います。
既に読んだことがある方は、コメントなどでご意見を頂けると嬉しいです。

これからも読んだ本などを定期的に紹介したいと思います。

TSK

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