見出し画像

SDGs担い手育成講座(2022年度)


近年、TV やメディアで毎日のように目にするようになった SDGs という言葉。 ある調査によると 2020 年の 1 年間で SDGs に関する認知度が大きく向上したと のこと。一方で、内容については「少し知っている」が半数以上、「ほとんど 知らない」「全く知らない」の方は約3割というデータもあり、SDGs について の本質的な学びの機会が求められております。

・SDGs担い手育成講座とは?

サスティナブルな社会づくりに貢献できる人(SDGs 担い手)を育てることを 目的とした全 4 回の講座企画です。数百年前から同じ風景を守り続けてきた白川村 を舞台に、地に足の着いた生活感のある体験を通じ、社会に参画する一歩手前 の学生がサスティナビリティについて学び、本気で考えます。受講後には自分 の言葉で SDGs を語り、実感と自信を持って未来へ歩み始めることでしょう。

<概要>
 主   催  トヨタ自動車株式会社・トヨタ白川郷自然學校
 後   援   白川村
 開催日  第 1 回 2022 年 7 月 1 日(金)   ~ 7 月 3 日(日)
      第 2 回             10 月28日(金)  ~ 10月 30日(日)
      第 3 回             12 月16日(金)  ~ 12月 18日(日)
      第 4 回 2023 年  2 月 24 日(金) ~  2月 26日(日)
 対 象  学生(大学生、専門学生、短大生など)
 定 員  各回 20 名
 参加費  無料  ※2 泊 6 食
 主会場  トヨタ白川郷自然學校、白川村各所

・なぜトヨタか?なぜ白川郷か?なぜ学生か?

では、なぜ白川村で実施するのか?それは、数百年前から同じ風景を守り続け、厳しい自然環境下でコミュニティの持続を体現してきた白川村は、SDGsを学ぶ上で最適な場所だと考えているからです。

今回の主な対象としては社会に参画する一歩手前の学生を考えております。その理由としては、2030年には社会で活躍する立場(社会を担う立場)になっていると期待されるため、また、ビジネスの世界においてはSDGs研修は盛んですが、学生向けは少なく、かつ、必要だからです。

・各回のテーマ

基本style:「レクチャー」+「フィールドワーク」+「対話」+「交流」

プログラム
〈第1回〉「SDGsって?白川郷って?」
     ~SDGs担い手にとって必要な“視点”と“問い”を得る~
・レクチャー :「里の暮らしを未来へ活かす」
         ゲストスピーカー:澁澤寿一 氏
・フィールドワーク:世界遺産集落 景観保全活動
・対話 :サスティナビリティとは?
・交流 :学生間交流

〈第2回〉「白川郷って意外とサステナブル」
 
    ~なぜ、続いてきたのかを実感する~
・レクチャー :「自分と向き合う・地域と向き合う・事業と向き合う」
          ~人口700人の源流の村、山梨県小菅村の事例を中心に~     
          ゲストスピーカー:嶋田俊平 氏
                 (株式会社さとゆめ代表取締役)
・フィールドワーク:古道の整備作業
・対話 :サスティナビリティの大切な要素とは?
・交流 :村民と語る

〈第3回〉「社会と子どもたちの声を聴く」 
~未来に目を向け、持続可能な未来のために活動してきた人の事例を知る~
・レクチャー :「イノベーションが未来を拓く」
         ゲストスピーカー:
                            内山田竹志氏
       (トヨタ自動車株式会社 代表取締役会長)
       「Human-Centered  Mobility」
         ジェームス・カフナー氏 (Woven Planet Holdingsの代表
                            取締役CEO兼トヨタ自動車株式会社の取締役・執行役員)
・フィールドワーク:白川郷学園訪問
・対話 :環境?経済?社会?持続可能な未来とは?
・交流 :未来の担い手の声を聴く

〈第4回〉「将来の自分と社会の未来を考える」
 
~未来について本音で語り、持続可能な未来のためにできることを本気で
      考え、自身のできることを決める~   
・レクチャー :世界をとらえるために私達はローカルに向かう
                           ゲストスピーカー:坂野晶 氏
                                             (一社)ゼロ・ウェイスト・ジャパン代表理事  
・フィールドワーク:森で静かに過ごす
・対話 :サステナブルな社会づくりのために自身はどうありたいか
・交流 :仲間と想いを共有する

トヨタ白川郷自然學校概要

トヨタ白川郷自然學校は、自然環境に対する思いを深めるきっかけ作りの場として、2005年4月に開校。この自然學校では「共生」という理念を胸に抱きながら、訪れた方々が自然を全身で満喫し、自然の営みや叡智に気づいていただくことに取り組んでいます。そのことがきっと一人ひとりの人生を豊かにするという願いが込められております。