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北川恵海さん(作家)

大切なものは、失わないと気が付かない。

小説はあまり読まないのですが、サラリーマン時代、仕事・人間関係に疲れていたとき「ちょっと今から仕事をやめてくる」を読んでから、北川さんの書籍にハマり、「ヒーローズ」シリーズ含めて、仕事に関連する書籍は読んでいました。

『星の降る家のローレン』は、仕事に関係ないと思い、読んでいませんでしたが、「完・ヒーローズ㈱!!!」以後、北川さんの書籍に出会えていないため購入。

一気読みすることになりました。

自分でコントロールできない環境に身を置かれた子ども。その子の支えとなり続けた人の物語。

北川さんの小説に触れると、ありふれた、当たり前の毎日が尊く思える。

そして、身近な人やものを大切にするには、足るを知る、自分自身が幸せだと感じて生きることこそが大切。そんなメッセージを、勝手に受け取っています。


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