目の見えない人は世界をどう見ているのか
不正確かもだけど
昔、東野圭吾さんの本で
LGBTって線引きできるもんではなくて、メビウスの帯みたいにボーダレス
って読んだことあって
なんかそれを、思い出した。
所謂"健常者"である私が言うのはおこがましいことなのかもしれないが
障害者と呼ばれる人たちもそうなのだと感じた。
一口に障害と言っても、程度も質もさらには感じとり方も人それぞれある気がして
区分けや線引をきれいにするものでもないと思う。
性別や足のサイズなんかと、極端な言い方すれば同じなんじゃないかな
無責任すぎかな…。
大きく違うのは、現代社会において数的にマイノリティであること。
話は変わるけど
僕は学生時代、アトピーで苦しんだ。
アトピーって、一般的だし多いし別に命に関わるわけではないし
でも、当事者だった私は、身体的にも精神的にもすごく辛かった。
僕は弱かったからアトピーでめちゃくちゃ辛かったし、そんな自分の境遇に不満を持って恨んでばかりいたかも。
この本には、現代社会では一般的には過ごしにくいと思われる人たちが、その境遇を苦しみなどと捉えずに、ポーンと平気で乗り越えて暮らしていかれてる姿が書かれている。
アトピーで苦しんでたあの頃の自分に
こんな強い人がいると教えてあげたいし、でもやっぱり寄り添って優しくしてあげたいし、そして何より被害者意識ムンムンだった私を支えてくれた両親・家族に心から感謝したい。
脈絡ないけど、そんな気持ちになった。
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