神さまが語るアトランティスの歴史#7
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本の紹介
バシャールがおすすめする数少ない本に、シエン・デロハンの『意志の正しい使い方 (Right Use of Will)』があります。この本は「大いなる全て (all that is)」、つまり神さまから直接チャネリングして書かれた本だとバシャールはいいます。本の内容はバシャールや並木良和さんの教えと共鳴するところが多く、まさに「針の目」もしくは「大激動の時期」を抜けてアセンションに向かう私たちにとって、貴重な叡智やインスピレーションがたくさん詰まっています。現時点で日本語の翻訳は出版されていませんが、著者と版権のお話を済ませ、並木良和さんに帯を書いていただくことになっています。ご興味のある出版社の方、ご連絡お待ちしています。
神さまはこの本の中で、私たちはいま地球の歴史上「重要な岐路」に立っていることや、否定を手放すことで分離してしまった「スピリット」と「意志」を統合できることなどについて話しています。さらに、パンゲア、レムリア、アトランティス時代の歴史を神さま視点から明らかにしています。今まで神さまとの対話や、神さまからチャネリングした予言の書などは出版されてきましたが、有史以前の地球のお話を神さまから直接チャネリングした本はとても珍しいです。バシャールは、「本当の地球の歴史」は2023年9月現在で47%しか開示されておらず、オープンコンタクトが始まってからその全貌が徐々に明らにされていくといっています。本当の歴史をいま知りたい方は、ぜひこの本を読んでくださいね。今日はアトランティスの#7です。
今日のテキスト: 「アトランティス」 (#7)
アトランティス人は自分たちの本当の気持ちを否定しながら、強硬手段に訴えはじめました。偉大なるクリスタルの破壊的な力を呼びおこして、自分たちが恐れていた多種多様な人種がいる居住地を攻撃しはじめたのです。特にアトランティス人が嫌悪したのは巨人の居住地でした。
アトランティスの支配を拒んだ種族には、クリスタルによって破壊しつくされた居住地の写真が見せられました。アトランティスの圧倒的な軍事力を前にして多くの種族は無力感を感じて降参しました。このようにしてアトランティスは「誰もが認める世界の支配者」になったのです。
みなさんが何かを理解するときには、経験を通して学ぶ必要があります。経験を積んでいくことによって、より高いレベルの理解をえることができるのです。
しかしスピリットは必要な経験を積むことなく理解だけをえようとしていました。そのためスピリットの負担は増えていきました。スピリットは「きちんとした理解をえられているスピリットが、無知な意志に対して、『どのように行動するべきか』を教えなければいけない」と信じ、意志に説教していました。しかし実際にはスピリットは「理解」をえていたのではなく、その時々の自分の「思いつき」を「理解」だと思い込んでいたのです。スピリットは意志と身体の経験を通して成長していく必要があったのです。一方で意志は「スピリットが教えてくれる概念よりも、実際の経験はもっと複雑で難しいな」と感じていたので、「スピリットが教えてくれることは正しくない」と思っていました。スピリットはそのような意志の疑念を否定しながら「意志と身体が経験していることは、あてにならない」といって逆に意志を中傷しました。
アトランティスの初期に、意志はスピリットが押し付けてくる理想に反対していました。しかしながらアトランティス人が想像していたほど、意志が激しく反対していたわけではありませんでした。意志は「スピリットに自分の感情を受け入れてもらいたいな」と思っていました。スピリットが意志の感情を受け入れたなら、意志も「スピリットを受け入れられそうだ」と感じていたでしょう。しかしスピリットは「自分は意志とどのような関係でいたいのか」がさっぱりわかっていませんでした。スピリットの方でも「自分が出す条件を意志に受け入れてもらいたいな」と思っていました。もしも意志がスピリットの条件を受け入れたなら、スピリットは「意志の言いたいことを理解できそうだ」と思っていたでしょう。
時を経て、アトランティスは中間期に入りました。意志の感情は溜まりに溜まっていたので、スピリットに対して従順でいられなくなっていました。そうして意志はとうとう揺れ動きはじめました。アトランティス人は「自分たちは感情や欲望を律して洗練させることで進化してこれた」と信じていましたが、そのような感情や欲望がついに揺れ動きはじめたのです。抑圧されていたアトランティスの意志が動きはじめた時、意志はアトランティス人にひどく批判されました。その後、多くのアトランティス人は今まで表現していなかった自分たちの新しい側面を表現しはじめました。とりわけアトランティス人は性的に自分たちを表現しはじめました。ずっと抑圧されてきた感情や批判が性的なものとして発露しはじめたのです。
「道徳的な生き方」と「スピリチュアルな生き方」のはざまで、アトランティス人は葛藤しはじめました。そうして「アトランティス人の間で意見が合わない」ということが増えてきました。「本当の気持ち」をどんどん表現するアトランティス人がでてきました。また、生きる上で意志を大切にするアトランティス人も現れはじめました。「しなければならない」と教えられてきたことよりも、「やりたいこと」を少しずつ優先させるにつれて、きっちりと組まれたスケジュールやマニュアルは役に立たなくなってきました。「やりたいこと」を始めたアトランティス人は、「やりたいこと」をする意義や理由をつくりあげました。意志はスピリットとうまく調和がとれていなかったので、アトランティス人は「『やりたいこと』は『やらなきゃいけないこと』以外のことに違いない」と感じていました。アトランティス人の中で、欲望は義務と対立していたのです。そのためアトランティス人は「やりたいこと」をしながら、どこかで罪悪感を感じていました。
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訳者コメント
翻訳しながら「厳しく育てられた人が、性に溺れるパターン」を思い出していました。近年のヨーロッパでは厳格なカトリックの神父が起こした性犯罪がどんどん暴露されてきてるし、世に名を残すレベルのセックスワーカーはコンサバな家庭で育った人が意外に多い気がします。あと、そこまで厳しく律されなくても、心と心の触れ合いの少ない家庭環境で募る「寂しさ」や「虚無感」は、強い性的エネルギーとして発露されるんだとおもう。例えば『源氏物語』の光源氏は幼少期から身に染みた「母のいない寂しさ」をものすごい性的エネルギーにかえて解放してる気がする。もしも幼少期のマリリン・モンローの心が愛に満ちていたら、あんなに妖艶な女性にはなっていなかったんだろうし。感情や感覚という「意志」は、性的エネルギーと密接に関係してるみたい。どちらも磁石みたいに同じ周波数のものを引き寄せる特徴も似てる。
ところで神さまは「本当の気持ちを否定している人」とのセックスをおすすめしていません (『セックスと子ども』のチャプター参照)。セックスの最中にはエネルギーフィールドが開くので、2人の愛が混ざり合う一方で、否定も一緒に混ざりあうそうです。とりわけ「愛のないセックス」によるオーガズムは地球の否定のエネルギーを増やす上に、生まれてくる子どもに親の否定を継承させてしまうことになります。そういう意味でもセックスは肉体的な快楽以上の意味を持っていて、お互い愛し合ってる人以外とはむやみやたらにしない方が無難なようです。「(セックスする前に)まずは自分といい関係になること。そうすればいい関係でいられるパートナーと、いい関係を築ける子どもの魂が引き寄せられてくるのです。(by 神さま)」「いい出会いがないの!」って焦りながら婚活アプリで頑張る人がたまにいますが、とにかく自分との関係を優しさと愛で満たすことに専念していれば、自ずと「いい出会い」はシンクロに乗ってやってきそうです。
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