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未来の自分を作るのは、今の自分

こんにちは!(株)ティーエス・ハマモトニュースレターチームです!

実はティーエス・ハマモト(通称:ティーエス)にはグループ会社が10社あり、一人一人にあった育成をしているんです。本人の選択と会社の意向が合えばグループ会社の実務を経験することができます。

今回は「設計士になりたい」というゴールに近づくために、弊社からグループ会社の株式会社エムズアーキプランニング(通称:エムズ)という会社に出向する選択をした”神門ごうどさん”にお話を聞きました。


建築にかかわる“設計”は大きく分けて意匠設計、設備設計、構造設計の3分野あり、これまではデザインを考える意匠設計に携わってきました。設計士になる目標に近づくためにはまだ関わっていない分野を知る必要があると考えました。そこで構造設計の仕事内容の一つである申請業務を代行するエムズで仕事をすることで”設計図を基に建てる為に具体的に何が必要か知ることができる”と考え、申請までトータルでできる設計士になりたいと思いエムズへの出向を決意しました。


確認申請や長期優良住宅認定・フラット35Sの申請代行業務を行う会社です。
確認申請や長期優良住宅認定を受けるためには建物の工事をする前に都道府県や市などに確認申請を提出しなければなりません。専門的知識の必要な業務の為、工務店や設計事務所の方々から依頼を受けサポートをさせていただいています。

長期優良住宅とは?
安全・快適な住宅に数世代にわたって住める住宅であり、節税や低金利の住宅ローンなどを活用できるといったメリットがあります。

一般社団法人 住宅性能評価・表示協会 長期優良住宅

【フラット35】Sとは?
【フラット35】とは、住宅金融支援機構が行う制度で、省エネルギー性等に優れ、一定の条件を満たす住宅を取得する場合に、【フラット35】の借入金利を一定期間引き下げる制度です。

住宅金融支援機構 フラット35

エムズで働く社員は10人。
平均年齢は27歳。一般企業と比べると比較的若いのではないでしょうか?
ですが、建築に関する知識は非常に豊富で業務の処理も早い…
右も左も分からない私に対して丁寧に教えて下さるのでとても心強く毎日勉強させていただいています。まだまだ業務に関しては慣れないことも多く大変な日々ですが…楽しいことも多々あります!


ティーエスの業務はお客様やチームと連携しながら進めていましたが、エムズでは自身が任された仕事は自分しか関わらないので、スケジュール管理力が求められます。

ティーエスにいた頃はお客様の「こんな家にしたい」という要望を形にするために1~2ヵ月という長い時間をかけて形にする仕事だったのが、エムズでは複数ある案件ごとの進捗状況を見ながら臨機応変に仕事を進める必要があるので、スケジュール管理力が鍛えられたと感じます。


住宅にはいろいろな形(一軒家、平屋など)があるのですが、申請業務では家の形に応じて計算式が変わったり、複雑になったりするんです。申請業務はスピードと納期を重視する仕事なので住宅の構造が複雑で特殊なものだと時間がかかるのでプレッシャーを感じます。

そのため、複雑な家の形の案件が来ると、なかなか解決しないので難しさを感じます。なので難易度の高い案件を無事納品できた時に達成感を感じます!

▲大屋根のイラスト(河口作)

”難しい案件”とは??
1階から2階にかけて1つの屋根がかかっているような「大屋根おおやね」というタイプの家があり、こういった物件は計算が複雑になるためすごく難しく感じるそうです。


もともとティーエスには設計デザインがしたくて入社しました。
エムズの業務を通して、設計をする上で具体的にどのような要件を満たす必要があるのかを学びました。ティーエスへ戻った際に構造の根拠をもった設計から申請業務までトータルで提供できる設計士になりたいです。


神門さんへインタビューさせていただき、トータル提供できる設計士になりたいという目標をもって前向きに取り組む行動力を改めて感じました。

そして、神門さんを選んだ社長にも若手社員の育成や社員に抱く想いを取材させていただきました。


今回神門君にエムズに出向してもらった目的は2つあって1つ目は本人の仕事の幅を広げたり知識量を増やすこと、2つ目は社会人としてのスキルアップしてほしいからなんよ。
というのも、若手社員を育てるにあたって仕事や知識の幅を広げることと同じくらいいろんなことに挑戦して社会人としてのスキルを上げてほしいと思ってるんよ。うちにはちょうどグループ会社があるけぇ、本人にも今後どうしていきたいか話をして、挑戦したいということだったからエムズに行ってもらったんだ。

意図としては、新卒として会社に入ってやりたいなと思っていた仕事が実際にやってみたら自分には向いていなかったり、希望の仕事に就けないことも会社員にはあるんよ。それが若手社員の悩みになって退職する原因の一つになっていると思ってるから本人の選択の方向性になるべく沿うようにしてあげたい。環境を作ってあげるのが社長の仕事だと思ってるんよ。
だから出向から帰ってきてもエムズでやっていたことを広島でもしてほしいとは言わないし本人が何をしたいかが明確であればそれに答えてあげたい。


人材育成は5年とか10年とかの短い期間じゃなくて長いスパンで考えていて、本人の成長スピードに合わせた育て方をしていけばいいと思ってる。経験しながら学んで”一人一人の色を活かしてほしい”から同じ人間が10人育ってほしいとは思っていない。本人の得意なことを活かして力を発揮してもらって苦手なことは他の人がフォローしていけるような組織にしていきたいんよ。

若手社員に身に着けてほしいスキルは、“自分で考えて行動する力”だと思っている。うちで一番活躍している年代が40代・50代だから、その年齢で能力を発揮できるようになるためには、どれだけ社会人としてのスキルを身に着けることができたかどうかが重要だと思ってる。社員にはいろんな選択肢を与えて、たくさんチャレンジしてほしい。じゃけぇ、うちでは配置されたポジションの仕事だけではなく、いろんなプロジェクトや環境を用意して挑戦できるような環境を作っているんよ。


まとめ
社長の教育にかける想いや会社から一歩踏み出して成長する決意をした神門さんのインタビューを通して、“キャリアの選択は自分自身の行動の結果”であることをニュースレターチーム一同学びました。弊社は中小企業の古い体質を脱却して“社員それぞれの能力や特性に応じて役割が決まる”組織のチーム化に取り組んでいます。会社全体として、これまでできていなかったことはできるように、できている部分はもっとできるように取り組んでいます。
株式会社ティーエス・ハマモトに興味を持っていただけましたら、社員のブログから事業内容まで詳しく見ることができますので、弊社のホームページもぜひ訪問してみてください。


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