ベイスターズ26年ぶり日本一!継投力で短期決戦に圧倒的な強さを見せた!
日本シリーズ第6戦は11-2で横浜DeNAベイスターズが勝利!
この結果…
横浜DeNAベイスターズが26年ぶりの日本一に輝きました!
試合は立ち上がりこそ、ベイスターズ大貫、ホークス有原の両先発が走者を出しつつも粘り合う展開。
まず流れをどちらが引き寄せるかという中で2回裏、やはりファンの鍛えてくれたのは「横浜が誇る大砲」筒香嘉智でした。
甘めに入ったチェンジアップをバット一閃。
バックスクリーン横のライトスタンドに突き刺す先制ホームラン。
これで場内の空気を一気にベイスターズのものに変えました。
そこから下位打線が繋げてツーアウト走者2、3塁の場面で「シリーズ男」桑原将志。
ここで中途半端に勝負に行ったホークスの選択を打ち砕く追加点のタイムリー!
これで桑原選手が日本シリーズ5試合連続打点の日本記録を打ち立てると共に、試合展開としても非常に大きな点を奪いました。
そして、次の3回裏の攻撃では森敬斗選手がツーアウト満塁から押し出し四球を奪って4点目。
これがものすごく大きかった。
その前の戸柱選手に四球を出して満塁になった所で、ホークスはピッチングコーチがマウンドへ。
やや制球が落ち着かない有原投手に対して、やるべき事の確認をした直後。
投手としてはコーチと確認した事にフォーカスしている状況で、森敬斗選手が狡猾にセーフティバントの構えで揺さぶり、ボール先行の状況を作ります。
この場面でのセーフティの構えは正に「意表を突く」事になるので、非常に効果的でした。
そして、その後の投球に対しても打ちに行くべきゾーンをしっかりと絞って対応している事が分かる落ち着いた対応ぶり。
ゾーン付近の抜け球などに慌てて飛びついたりすることも無く、今まで見えていた未熟さを欠片も感じない堂々とした森敬斗選手の打席でした。
その直後、柳田選手が反撃のツーランホームランを放つ。
ここで1点差か2点差かというのも、その後の配球に大きくする試合なので、そういう意味でも森敬斗選手の押し出し四球の1点が非常に効果的でした。
そして驚いたのは5回表。
ベイスターズは継投でも先手を打ち、リードしていた状態で好投の大貫投手から濵口投手にリレー。
ここで対鷹最終決戦兵器濵口が圧巻のパワーピッチングの後に、観客に「最もボルテージを上げろ!」と言わんばかりのパフォーマンス。
最高でした。
完全にベイスターズ一色の空気になった5回裏に不慣れなリリーフのマウンドに立ったスチュワートjr投手を捉えたマシンガン打線が大爆発しての一挙7得点!
これで完全に勝負は決しました。
あとは坂本→伊勢→森原による継投でのウイニングラン。
第4戦でもイニング跨ぎをした尾形投手が先頭の宮﨑選手にホームランを打たれて大事な1点を失った事が個人的には気になりましたが、ホークスは最後まで継投が準備不足で噛み合わない場面が目立った印象です。
CSのタイガース戦、ジャイアンツ戦から、何か一つでも噛み合わなかったら終わりという厳しい試合を戦い抜いてきたベイスターズ首脳陣とは、ここに大きな差があったかと思います。
素晴らしい打撃陣がいたことは間違いありませんが、継投力で掴んだ頂点!
桑原選手の「悔しくないんか!」という言葉から全てが始まり、シリーズMVP。
ベテランの経験値と準備力で大黒柱として最後までベイスターズを支えてくれた戸柱選手。
日本一になるために帰ってきてくれた筒香選手。
横浜で頂点に立つために選手としてのキャリア全てを捧げる決断をしてくれた宮﨑選手。
誰よりも強い気持ちでホークスに立ち向かう覚悟を見せてくれた濵口投手。
ブルペンでは先頭に立って仲間を鼓舞し続けて継投力を表裏両面で支えてくれた山崎康晃投手。
自分の役割を責任を持って最後まで果たし続けてくれた柴田選手。
本当に7年前の悔しさを知る選手達がここまで連れてきてくれたという日本シリーズだったと思います。
そして佐野恵太選手、大貫投手、オースティン選手、牧選手、梶原選手、森敬斗選手、フォード選手らの出場選手はもちろん誰か一人でも欠けていたら辿り着けなかった頂点。
横浜DeNAベイスターズを応援してきて本当に良かった。
ベイスターズの選手、首脳陣を始め全ての関係者に感謝したい。
ベイスターズは日本一だよ。
ありがとう。
横浜優勝!
いや、横浜日本一!
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