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『きびだんご』って食べたことなかったので、作ってみたらこれが意外と、、、

まずは結論ですが、
「きびだんご」というものは、意外と、、、

作るのは、超カンタン!
そして、思っていたより美味しい!
ついでに、家族からの評判も悪くない!


あの日本一有名な昔話【ももたろう】の親分が
キジとかサルとか犬とかに
分け与えたと噂のきびだんごは
現代においても
わたしでも作れたので、
ちょっぴり感激しました。

もしかして、これから
令和の【きびだんごブーム】がやってくるかもしれません。
そんな時代のブームを先取りして
世のお父さんも流行の波に乗っておきましょう。

なぜ、きびだんごをつくったのだろう?

幼少期は食の細かった私とは違い、
わが子供達は、日に日に食欲が増進しているようで。
そんな彼らの毎日のおやつ事情において
何かおもしろいものはないかと思案していると
以前頂いた沖縄産の「もちきび」を発見。

この「もちきび」のきびって、ひょっとしたら
「きびだんご」のきびではないだろうか?
実は、そんなことも知りませんでしたので、
当然、口にしたこともありませんでした。
それならと、
「もちきび」とはどんなものか興味を覚えたので、
さっそく、制作に取り掛かることに。

まあ、こんな感じのゆるーい理由でなんです。
私自身も食べてみたかったし、
子供たちの反応もみてみたかったので。

きびだんごは、何からできているのかな?

「きびだんご」のレシピによっては、
使われる材料は多少は異なりますが、
基本的には、【黍(キビ)】が主原料です。

photoACより

黍は、日本には昔からあった雑穀の一つですが、
今でもスーパーマーケットにはおいてあります。

今回、私のレシピにおいては、
黍、きび糖(これは、雑穀ではなくサトウキビです)、塩、水
最後のトッピングにきな粉をまぶしました。
とってもシンプルなんですよ。

きびだんごは、どうやったら出来のかな?

制作工程もシンプルです。

1.黍は洗って、耐熱容器に入れて、水と塩を入れる。
2.ラップをかけて、電子レンジ600Wで5分温める。
3.レンジから出して、そのまま10分間放置。
4.ラップを外して、すりこ木で黍をつぶす。
5.きび糖をくわえ、ひたすらつぶしながら練っていく。
6.冷めてから1個ずつ整形して、きな粉をまぶす。

白玉粉などを入れるレシピだと、
この後に茹でる必要があるので、ちょっと手間かも。
それでも、想像よりずっと簡単だけど
それなりの「きびだんご」にはなるんです。


きびだんごは、地球を救うかも?

さて、ちょっと大げさになりますが、
この「きびだんご」「もちきび」は
今後、地球を救う食材になるかもしれないのです

黍は、お米と同じイネ科の植物ですが、
お米と違って栽培が簡単です。
痩せた乾いた土地でも育ちます。
お米ほどの多くの肥料は必要なく
大量の水もいりません。
ということは、
今後の激しい環境の変化にも
対応していく可能性が高いのは、
黍のような、雑穀類の方ではないかと思います

雑穀は、米よりもずっと昔から
人類が口にしてきているのだから
当然なのかもしれません。

photoACより

「きびだんご」に興味を持つということは、
その原料の黍や雑穀が生産される背景も気になってきます。
そうやって、調べたり、調理したり、人に勧めたり、
さらに、自分で栽培にも興味を持ってくれば、
それはもう、立派なムーブメントではないかと思うのです。



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