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ギリシャ神話の「世界の始まり」を簡単に日伊英の3カ国語で

昨日、セイレンsirena(複数形sirene)について調べたら、ギリシャ神話が気になり、オーディブルで子供向けギリシャ神話「オルフェウスと立琴」を聞ききました。

そしたら、もっと聞いてみたくなり、このオーディオブックの一つ目「世界の始まり」を聞いたので、ものすごく簡潔に日本語、イタリア語、英語で書いてみます。 

※勉強中なので、間違いがある可能性があります。
※イタリア語の動詞が遠過去passato remotoのところはカッコで近過去passato prossimoも添えました。

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はじめは、空っぽの空間(混沌)だけがありました。
All’inizio, esisteva solo lo spazio vuoto (caos).
At first, there was only empty space (chaos).

そこから、大地の女神、ガイアが生まれました。
Dal caos nacque (è nata) Gea, la dea della Terra.
Out of chaos, Gaea, the deity of the Earth, was born.

ガイアと共に生まれたのは、次の神々です。
Con Gea nacquero (sono nati):
With Gaea, following deities were born:

奈落の神、タルタロス
Tarutaro (il luogo sotterraneo),
Tartarus ( the Underworld),

愛の神、エロス
Eros (l’amore),
Eros (Love),

(地下の)暗黒の神、エレボス
Erebo (la notte del mondo infernale),
Erebus/Erebus (darkness), and

夜の神、ニュクス
Notte/Nyx ( la notte terrestre).
Nyx (night).

(余談: ガイアって、テレビ番組の「ガイアの夜明け」のガイアですよね。母なる大地の神ということですが、大地を表すイタリア語la Terra は地球という意味もあります。「ガイアの夜明け」は地球の夜明け、新しい時代という事らしいです。)

ガイアは天空の神ウラノスを生みました。
Gea generò (ha generato) Urano il cielo.
Gaea brought forth Uranus, the deity of the sky.

彼との間に12柱の神が生まれました。
Gea e Urano ebbero (hanno avuto) i 12 dei.
Gaea and Uranus had 12 deities.

その中のクロノスが、神々の世界を支配するように。
Uno di loro era Crono/Kronos, che divenne (è diventato) il re degli dei.
Among them was Cronus, who became the new king of the gods.

そのクロノスの子がゼウスなんですね。

とりあえず今日理解できたのはここまで。

それにしても、世界の始まりは混沌としていた、というところ、古事記と似てる!と思いました。
日本の神話のオーディオブックも紹介します。


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