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障がい者雇用を考える

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2021年2月の記事一覧

求職者と事業主どちらもメリットがある【障害者トライアル雇用】

求職者と事業主どちらもメリットがある【障害者トライアル雇用】

「障害者トライアル雇用」とは
「障害者トライアル雇用」は、原則3ヶ月間障がい者を試行雇用することで、適性や能力を見極めて継続雇用のきっかけにすることを目的とした制度です。
障がいの原因や種類は問いません。

利用できる条件ではどのような求職者が「障害者トライアル雇用」の対象となるかというと、次のいずれかの要件を満たし利用を希望した人が対象です。

・紹介日の前日から過去2年以内に、2回以上離職や転

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障がい者雇用における業務の切り出しについて

障がい者雇用における業務の切り出しについて

障がい者雇用においてよくご相談をいただく課題のひとつ、
「業務切り出し」。
現行の業務だけでは採用が難しいという結論になりがちです。

業務切り出しは、障がい者のポジションづくりだけでなく、
企業全体の生産性向上にも繋がっていきます。

そこで今回は、雇用数が増加している精神障障がい・発達障がいの方を採用する際の、業務切り出しのポイントについてお伝えします。

業務切り出し方法現行の業務プロセスを

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障がい者の雇用状況と今後のすすめかた

障がい者の雇用状況と今後のすすめかた

就職件数厚労省公表の「令和元年度の障がい者の就業紹介状況」によれば、
前年比の就職件数は以下のとおりです。

身体障がい者           25,484件( 5.1%減)
知的障がい者           21,899件( 1.5%減)
精神障がい者(発達障がい者含む) 49,612件( 3.3%増)

📘 参照:厚生労働省「令和元年度障がい者職業紹介状況等」
https://www.

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障がい者雇用におけるテレワーク

障がい者雇用におけるテレワーク

新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークを導入する企業が増えています。
障がい者雇用においても、テレワークを活用することで雇用拡大が実現できます。

テレワークの分類と形態ごとの特徴
① 在宅勤務
通勤を要しないので、通勤時間を有効に活用することができます。
例えば、育児休業明けの労働者が短時間勤務等と組み合わせての勤務が可能となること、保育所の近くでの勤務が可能となること等から、仕事と家庭生

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