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Trunkは、パーパスをファブできるか?

2022年は、Trunk-Computerが活躍している未来だった。昨年から私は自分自身の原点に返る為、ある意味着々と準備をしてきたとも言えます。

トランクコンピュータ(Trunk-Computer)とは、わたしが、1999年頃からアルミの箱でお店をつくりたいと着想を得て、当時「金星の石」「火星の水」といった謎の絵本や雑貨的な商品を世の中に、こっそり潜り込ませようとしているなか生まれました。それを現代アートの文脈で語ることを発見し、だからといってギャラリーの中だけで成立するアートじゃなく、ビジネスや社会基盤を見据えて世界のあらゆるところで素朴に存在しうる、唯一無二の考え方を追求し生んだコンセプトであり、実に“中二病”的代物でもあります。

そんな中西寿道が、今年になりいよいよ現実化するトランクコンピュータの世界に、自身のパーパスなるものを10週間のワークショップに参加してつくってみました。※https://www.projectmint.net/

で、4月17日 満月の日に、完成。

といっても、スタートの日かもなと、おもっています。常にアップデートし、それはファブリケーション(わたしの言う、良質のモノづくりを創造するって姿勢)そのものだと考えています。

purpose-statement

幼少期の体験

幼少期のわたしは、秘密結社みたいな仲間と幼稚園の裏山に秘密基地をつくり、家に帰ると庭に穴を掘ってブラジルを目指したり、近所の子と集まってお風呂マットにガラクタ集めて、日本地図や航空図鑑を片手に、飛行機や宇宙船づくりしていました。しかし、いつしかみんな大人になって、一緒に夢をみて活動できなくなり、悲しみがある中、わたしだけは「飛行機は絶対できる」という気持ちを今も持ちづけていると思います。

正念場の体験

そうした子供時代からの想いは、自由に想像して何かつくることを存分にしたかったんだと思います。ですが不器用で勉強も続かず成績は悪かった。更に喧嘩や競争、運動も苦手でした。色々発言はするのですが、できるはずがないと認めてくれない相手と正面で勝負せず、その分、講釈をまくしたて、煙にまくことをしていました。

そのせいで過去には、大きいことは言うけどできないし、偉そうだと、学校ではいじめられ、就職が決まった所からは高校卒業3日前に内定取消を突き付けられたりしました。それでも何とか自分で生きる道を見出して行動の末、試作を専門にする町工場に就職。技術営業として配属後は品質管理部門や今でいうDXを担当したりもしました。でも今度は、誰かの下で無茶ぶりに答えることで、存在意義を見出していました。しかし私が本当に望んでいたものは、共創な経験であり、誰もが良質な安心安全で創造的状態になることです。これが冒頭のパーパス「惑星を創造する」という点で関係します。

助けられたこと

更に私には、起業の失敗、失業そして離婚という経験があります。そのどん底で、交流会やインターネット、SNSがきっかけで出会った人々に助けられ、仕事や人生の相談も含めて、問題解決してきました。この出会いの中で起業し、製造業とデザイナーの仕事を橋渡する手配サービスをつくったきっかけも、現在行っている一休みの学校にもつながる補助金事業のことも編み出せたと思います。

大切な価値観

だから私はかつての私と似た、本当はクリエティブなのに、もやもやしている人に発想と行動できる場を提供し、その人の震える程の夢を実現してほしいと強く思っています。それは冒頭の私の「飛行機が飛ばなかった」ことで、仲間は諦めてしまった夢を、今もカタチが変わったとしても実現を目指す挑戦として、様々なアートやプロジェクト活動、そしてクリエティブな場づくりにつながってます。

人生をかけて残したい価値観(ビジョン)

ある種の惑星ともいえる人間とモノやコトをむすぶ関係性の糸を発明し続け、深くシンプルで創造的な人になりたいし、「惑星を創造する」という価値観を社会や世界に残していきたいと思っています。
それは10年後には、わたしが提唱する3Dインターネットとも言えるトランクコンピュータで社会の中で共創エコシステムが当たり前の社会や世界にしたいと考えます。

このビジョンマップの先で、冒頭のパーパスは決まった。

変えるべき現状

しかし、そのような状況になっていない事例として、私が身の回りや社会で問題に思っていることは、「小さな挑戦」への不理解です。
本来、小さな挑戦できる環境が提供されるべき状況なのに、それが提供されていないのは、違いを認めない考えや失敗を喜ぶ教育をしてないからです。

誰のどんな問題

これにより、特に夢は漠然とあるけど、最初の一歩が踏み出せないような
人が、とにかく挑戦した体験が満たされない状態が続いてしまっています。

対処方法

この状況を打破するためには、金銭的リスクが最小な状態になり、一旦決めた夢が人前に出て体験に変わることです。そして敵対する人でも仲間となる、関係性の糸を発明すること。これにより問題が解消されていき、共創エコシステムな世界をつくることができます。

展開 / 具体例

カーゴバイクを活用した小さなチャレンジ事業の例
街のあらゆるスペースに存在する無人の箱型店舗システムの例


よって私の5年後のゴールは、カーゴバイクを活用しお店以上お店未満の小さなチャレンジを支援する、自転車屋台が全国に999台走り回り、その利用企業が共創会員となる研修と研究の場を奈良県の天川村にオープンさせています。そこは、娘と一緒に起ち上げた天然素材とテクノロジーを融合したブランド「月葉」の開発拠点でもあり、フューチャリストな人や企業と共創エコシステムの活動を行っていることです。

1年後には「月葉」のECショップで売上1200万円、自転車屋台のビジネスが最初の9台でスタートしているように取り組んで行きたいと思います。

ラストメッセージ 

私の活動に共感いただける方へ
今年の9月に計画予定のカーゴバイクを活用した屋台で、小さなチャレンジ事業に関するクラウドファンディング

そして、来年の5月までに天川村プロジェクト基本構想を打ち立てて、資金調達を開始していきます。

ご支援をいただけたら幸いです。



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